「POPEE THE ぱフォーマー」、紹介した直後に終ってるし..(単行本化不明)。相変わらず自分の紹介はトレンドから程遠いようで、今回もどんなもんかは分かりませんが。ここ2年くらい、定期的に紹介している4コマ作品。ますます読み進めてます。全4コマ誌の9割は読んでいる訳で、この間ラインナップはというとそれほど目立った変化を見せてはいないのですが、確実に新旧の交代は行われており、勢いというものを感じさせます。実際、売れ数を眺めてみてもシェアの2割はいっているんじゃないかな?(欲目ではありますが..)第3勢力と言っていいくらいの部数を保つ竹書房の4コマ誌、対して個々の部数はそれほどでもないが月間7誌に特集号、不定期増刊を合わせるとこちらも上向き加減の芳文社(注1)。今が旬と言える要素はありませんがここ数年で注目すべきジャンルとなっていることは間違いないと思われます。
(注1)今年に入って5月、7月に新増刊を刊行。両誌とも新人をメインに据えたラインナップ。
てな訳で今回も「紹介した作品以外の全作品を読んでいる」作者をピックアップしていきます。あれから1年半。こんなに増えちゃいました(注2)。
(注2)第31回(第44号)記事にて20人を紹介。今回は完全にこの回の続きです。
まずは遅々として進まない恋愛もの(=王道)大乃元初奈「おねがい朝倉さん」、水城まさひと「エン女医あきら先生」。最近はこういった職業ものが結構あります、辻灯子「ただいま勤務中」は警備会社、ひらのあゆ「ラディカル・ホスピタル」は病院、ふじのはるか「むきたまごビューティー」はエステサロンが舞台。オフィスものも元気です、佐藤ゆうこ「会議室でおべんとう」、おおた綾乃「派遣です!」。学校ものでは小坂俊史「先生になれません」。動物ものは湯川かおる「春がきた」(犬)、私屋カヲル「ちびとぼく」(猫)、桑田乃梨子「だめっこどうぶつ」(狼?)。トレンドは和服か?奉泉寺こまき「他人どんぶり」、森真理「のほほんのりさん」は共に主人公が和服美?人。最後にストーリー系からの参入組から安田弘之「ラビパパ」を挙げる。
以上、かなりスピーディーに羅列したのみではあるが、その理由については第31回(第44号)記事を参照して欲しい。