ドキドキ東京(紀三井寺の三井水)編 第71回

(初出:第77号 03.9.20)

Il gelo ha uccimso questi arboscelli. 凍るような寒さで苗木がだめになった。という事で今回も始まあり。
いやはや面白かったねえ『24時間テレビ』は。8/23、24とおこなわれた日本最大のバラエティー。極上、最上級で上質です。深夜にやっていた「Hot Hit 100」のコーナーが良かった。(DJリッチー)なる人物がでとりましたが、何者だい!?東京の方では知られてる人物なのかもしれんが東北の片田舎の人間には(いったいコイツは誰?)でしたよ。しかもスタッフ含め皆がアップアップだったからかほとんどがグダグダなのが面白かった。この男も間が悪りいのなんのって!ふと他局を観てみると同時間帯テレ朝では『最高ブギウギナイト』でしたね。同じ感じの歌番組で『24時間〜』にでてる人がチラホラと...。
ゲストもさあ、今日び(TM NETWORK)って!?この方たちのステージはライトがチカチカでてんかんおこしそうだったぞい!
(中川家)はチャゲアスを歌っとりましたが兄はギターをあきらかにひいてなかったよねえ。ZONEばりに。
スタッフもアップアップなのはわかるんだがね、(魔女っ子メグちゃん)を歌ってるモナカに(ドンドコ山口)はスタッフとなにやら耳うち打ち合わせ中がバッ!とうつってたし、カメラマンはコケるし、(小倉優子、白石美帆)は歌ヘタ。(水木一郎)はあの歳であの時間帯あれだけの声量ってことはシャブやってんな。(しかし誰が一番最初にアニキと彼を呼んだんだろ?)
それと楽しみにしてた(コマネチ)41歳であの体は良いね。あきらかに豊胸手術してるだろう乳してたけど、やれます私は。(ゴマ)が米に会いに行った時の練習風景の時にノーブラだったのが良い。しかししかしいやはや時の流れとは時に無情だねえ。演技はあきらかにやっつけ仕事。もう動かねえんだべなあ。2、3分で終わっちゃったけど(ナディア夫妻)にとっちゃあ、ありゃあ観光旅行だね。
「おデブちゃんとは呼ばないで!琵琶湖カヌー横断」のコーナー。いやはやスゴイよ!よく頑張ったよ君たちは。しかしね、この世の中というのは無情で出来てるのさ。そんな君たちに一言。『君たちは痩せないかぎり琵琶湖をカヌーで横断したスゴイデブとしかおもわれないよ。だから痩せな』
(松浦亜弥)が手伝ってた青森県三戸の蛇沼小学校の(ふるさと合唱)コーナー。いやはや..ひどかった..。「これから生きて地獄をみるがいい!」というのはこの事ですな。声がまばらなのにも程がある!名前をメモるの忘れたが、(松)と初対面時に(松)のことを「知らない」と答えた少年。この子のこれからが心配でなりません。廃校になる程の過疎地ですよ。都会の人間は皆(松)を知ってますよ。「あぁ〜、テレビとかねえんだろうなあ」と思われます。本番の合唱では2、3人の声しか目立ってなかった。というか2、3人しか本気で歌ってなかったのか!?
「笑点」コーナー前に顔をだした(山田隆夫)はしゃぎすぎ。
話前後してスマン。書くのわすれてた。蛇沼小の子供たちにおくりますとの事で(松浦亜)が歌ったのは『Good bye 夏男』という歌。ふられた女の子の歌でしたよ。夏という事でこの選曲なんだろうけどねえ..。(何で!?)という感じです。
地方局とも中継してましたが、その中でも一番良かったのが、山形放送のおじいさんの手作り機関車がウマク走れるかな!?的内容のコーナーが良かった。(文章ヘタだなあオレ)女子アナの説明によるとだ、カーブを上手に曲がれないそうな。そして本番。孫だったか後ろに子供を乗せ走ってたが、見事にカーブで脱輪してましたが..なんと女子アナ、ゴール地点に用意してたくす玉をさも当然のようにわっちゃってたよ。くす玉の『成功』の文字が悲しくもあり、その強引さにあきれました。
閑話次話。
9/7に働きました。猪苗代磐梯高原IC入口交差点にて交通量調査をしてきましたよ。いやはや良いね桧原湖は。久々に馬糞臭を嗅ぎました。朝7時から夜7時までやっとったんですがね、徒歩の人がいないのがスゴイ!!車文化ですな。12時間やってて目の前の信号をわたったのはおばあちゃん一人ですよ!!コンビニは無し。(潰れた跡はあった)ヤンキー風店員のGS。スピーカーからは2時間ごとにアラーム。そして夕方には『異常気象対策本部からのお知らせ〜』とわれた声が風にゆれとりました。産直販売所しかなく、休耕田ではそばに似た小さな白い花が満開でした。何にもない事のスンバラシサ満喫いたしましたとさ。コメリでなんとなく石鹸を買いました。(3個97円) (Fin)

今月の映画・・8/29「風が踊る」 1981年作 ☆☆☆☆
監督(候考賢)、出演(阿B、鳳飛飛、陳友、石英、他)
(内容)ローザエ(CM監督)シンホエ(スチールカメラマン)チンタイ(盲目の若者)の物語。ローザエと付き合ってるシンホエだが、撮影で知り合ったチンタイの事が気になっている。目の手術に成功し目が見えるようになったチンタイはローザエと愛しあう仲に。
・良い。心地良さ、ドキドキ感など全てが程良い。候考賢は普通の生活を撮るのが上手だとしみじみ感じやした。
 



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