年末は28日から年始5日まで、一般の方々と同じくお休みいたしました。諸事情で寝正月を余儀なくされたもんで、これ幸い?と朝酒昼酒大盤振舞(合成酒2L480円)。アテはテレビです。
最近お笑いの若手を少々覚えまして、久々にブーム到来しております。で、「M−1」。グランプリの「中川家」は「漫才」という観点では若手内で段違いでしょう。練習量の差ですかな。(弟が)生まれた時から会話の練習してましたもんねえ?DONDOKODONは物真似ネタにいったのが残念。手堅くいこうとした?年明けの「爆笑ヒットパレード」の方が良かったなあ。全体を言うと、「あまり広すぎる舞台も考えもの」。漫才ブームの頃ならいざ知らず、1000人を笑わせるのはあまりに過酷すぎ。というか空気アタタマラナイヨ。で、結局ルックス人気でノリが決まる。肝心のネタには触れられず。これじゃあイコール視聴者の評価とはならないでしょうね。50人程度の小屋、月イチで東京は中野小劇場で行われている「東京ビタミン寄席」の方が客の反応は的確。ま、出演者は「M−1」予選落ちをネタにしているようなレベルで、客の反応も.....なんですけど。
ついでにもひとつ。お笑いを「生」でやるのはいかがなもんでしょう?「録画」だとヤラセ?いやいや、別にネタ自体を編集にかける必要はないんですよ。いただけないのが「司会者」。仕切り屋がいないとほんとにタレ流し番組になります。「新世紀お笑いバトル!」例えば同趣旨で昔やるなら司会はダウンタウンですよ。誰であろうとツッコむことを誓ってツッコミになった浜田。若手相手ならいわずもがな。「めちゃイケ年末スペシャル」で若手時代のナイナイ岡村がこの手のお笑い番組で浜田に指名されてガチガチになったエピソードが回想されてましたが、つまりはこの緊張感の無さですよね。あ、唯一つぶやきシローは緊張してましたが。「新・爆笑ヒットパレード」誰とは言いませんがね、「笑点」年末恒例の東西大喜利で西の上座に座った方。ネタのたんびに円楽を「睨む」。座布団強奪ですよ。爆笑太田はともかく、同田中、きよしの二人がこの暴君を「仕切れなかった」。年始恒例のマラソン番組が魅力半減です。小堺・キャイーン司会の若手コーナーが唯一の救い。やすきよ復活も最近良く目にしますが、懐かしさだけでどこまで持つんでしょうね?あの年で国会議員がしゃべくりはツラかろう、ネタも昔のを簡略(オソマツ)したもんだし、あのコンビはやはり横山やすしあっての黄金コンビだったんでしょうね...。
話題転換。面白かったのいきましょう。「タモリ倶楽部」の年末スペシャルは、「ボキャ天」の源流たる「そら耳アワー」のベスト編。よく観てたなあ。個人ベストは入ってなかったケド。ゲストいらなかったケド。いかん、まだ毒気が..。
年越しは、「紅白」観ずに「テレバイダ」(五七五)。去年一番?のヒット番組は東京MXテレビ(いわゆる地方局)の「テレバイダー」。一応の報道情報番組ですがノリが外しまくり。恒例の「裏番組速報」をこの年末は副音声で常時(108回)伝えるという力技。ま、うちモノラルなんで逆に聞けなかったんですケド...。
で、何となくツキが落ちて、年越しは心静かに迎えたいなあと思ってNHK「ゆく年くる年」へ飛ぶ(パクリ)。「平等院鳳凰堂」(一発変換!)やら何とか寺の鐘撞き(突き?)やらが流れて、ああ、今年も終わったなあ(平凡)..来年はどんな年になるかなあ(暗澹)..などと思っていたら。日付の変わる瞬間、流れてきた映像は横浜スタジアム?の大観衆。ワールドカップ絡み?どうでもいいけど厳かな年越しが見たくてNHKにしたんだよ!ご陽気は教育の「踊るマハラジャ」で充分でしょ!?ガッカリ。
年末年始、私が一番面白く観た番組は「PGAグランド・スラム・オブ・ゴルフ」。4大メジャーの勝利者がハワイで2ラウンドというこの大会、解説は丸山茂樹。そして昨年後半は不調だったタイガー・ウッズが見事コースレコード更新(タイだっけ?)でこの戦いを締めくくったと、やっぱりスポーツが一番というのがオチなのです。今年は冬季五輪、ワールドカップと楽しみが続きます。
(参考)
12/25(火)10ch18:30M−1グランプリ
12/28(金)4ch0:32PGAグランド・スラム・オブ・ゴルフ
12/29(土)6ch23:45ウッチャンナンチャン新世紀お笑いバトル!
12/30(日)10ch23:00タモリ倶楽部年末スペシャル!SORA-MIMI
AWARD2001
12/31(月)14ch22:00テレバイダー年末スペシャル
12/31(月)1ch23:45ゆく年くる年
1/1(火)8ch8:30新・爆笑ヒットパレード