素人雑感

(初出:第14号 98.5.20)

メール を、ま、最近やりとりしている訳です。確かに手紙より使い勝手はありますね 。どうしても(発信と応答に)時間差が出来やすいので、双方向性のコミュニケーシ ョン媒体としては同時性に乏しいけど、その割に電話の代わりとして使う場合も多い なあ(相手の都合や自分の時間を気にしなくていいからかな?ケータイに掛けるより 抵抗がないように感じる)。で、そのような利用をしている時にたまに感じることな ンだけど、一方的な、冷たい表現ともとれる口語文にでくわすことがあります(ぶっ きらぼうな話し方といったほうが適当かな?)。これは自分の出したメールについて もいえることで、今までずいぶん失礼な表現を使ってきたんじゃないか?と気になる ところです。

ネットワーク(使用者に)特有の表現というのがあるのかどうか、私は知らないんだ けど、これって意識としては「しゃべっている」んだけど、実際は「書いている」、 この差による誤解なんじゃないかな〜と思っています。一時期(今でもか?)、書き 込み式のフリースペース(HPの中に設けられた伝言板など)で、利用者同士の喧嘩 が絶えないことが話題になったのも、同じ原因なのかも(もちろん匿名者同士の交流 ってのが一番のクセものなんだろうけど)。しかしチャットとかいう同時進行型の( 会話式)通信システムでは、それほどこの誤解は生まれないようです。?。どちらか と言えば書いて送るまでの間隔の短いこちらの方が、表現上のトラブルっていかにも 起きそうだけど。う〜ん、問題の真相は他の原因にあるのかなあ。

 ただ、確実に言えるのは、電話とか直接会って話をしている時には、そういった誤解 は瞬時にフォローが入って、問題にならないということ。フォローが入るというより 、声のトーンで悪意の(そっけない)発言では無いというのが分かるからかな。

 いずれにせよ口語調で文を作るというのがいかに難しいかということを感じています 。何か解決法ってあるのかなぁと思っていたら、あるにはありました。(^^)これ 。ようするに「顔文字」ね。思えば私が中学生の時(今から10年位前)から見たこ とあるから、結構歴史があるようで、そう考えるとあまりこの問題解決の有効手段で はないのかも知れない。でも、これ入れた文章って確かに柔らかくなるよねぇ。

 今までギャグで使ったことはあっても、本格的に利用することは考えてなかった。と はいえ他に即効性の解決手段を知らないし、使う機会が増えそうだなぁ。ただし原稿 にこれを入れる気は無いけど。

 

追記:これを書いた後で分かったんだけど、やっぱりこの問題は多くの人が考えてい るようで、いくつかのガイドラインが引かれているそう。ちょっと勉強しようと思っ ています。

 


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