TOPICS 第6回

(初出:第7号 97.7.19)


 

 書評に開眼!銭のとれる文筆家の力はすごいぞ!

今号の記事が少女マンガから始まったのも、後出の「編集後記」での 話も、全てはこの本に端を発している。それは荒俣宏の「漫画と人生」(集英社)。ここ半年の間に3回も図書館から借り出し、読む度に新しい事を学んでいる。また、10年分の漫画評論誌もこれを期に読み返してみたが、当時 は気付きもしなかった「理解」がたくさんあった。
どの評論家もよく知っているし、よく見ている(読んでいる) 。その事は、まぁあたり前といえばあたり前なんだけど。それを読む自分の知識の膨らみも感じた訳です。これは何も評論に限った事ではないと想う。皆さんも、昔ちょっと背伸びをして読んだ小説なんかを読み返してみては?

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