マスブチのハッとしてグー 第14回

(初出:第15号 98.6.20)

『ドリー○ジャンボ宝くじ』 

ギャンブル関係まっったく興味なかった増淵なんですけど、食事に行くときにオゴリジャンケンを するようになったんですよね。僕、結構強いからパカパカ勝つ。負ける気がしねぇぜ って感じで勝つ。ジャンケンは「ジャンケン〜ポン」っつうかけ声の出し方などで相 手の手札(?)を誘導するスポーツ(?)だから、そういう心理戦は強いんだね、き っと。そんなこんなで連戦連勝街道バクシン中だったから、「ちょっと勝負づいてる 内に買っとこ」なんつって宝くじ買ってみたんです。ハズカシながら‥。発表が明後 日。待ち遠しー。所詮1500円分しか買ってないからはずれるだろうと予想しつつ も、心のどっかでは「当たったらどうしよう」などと困ってみたりね。更に「当たっ たら、きっと秘密にはできねーよなぁ‥。いくら友達でも一億円とか当たった奴は見 方かわるよなぁ!?」で、「冗談でタカったりしてるうちにギスギスしたりもするの かなぁ?嫌ダナぁ。秘密にするのもストレス溜まりそうだしー。金額少なめにして当 たったことにしたら、やっぱ嫌ねぇ」、それでも「嬉しくって笑っちゃってオカシク ナッタリシテ♪」‥‥考えはどんどんどんどんふくらむ。思春期の僕?って感じでぱ んぱんにふくらんで‥‥あぁもう、幸せだぁ。

 

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