ドキドキ東京(せしぼんた)編 第339回

(初出:第347号 26.5.20)


Chi non risica, non rosica. リスクを取らない者は得るものがない。という事で始まあり。
某日。パートオバに△と□のソージを指示。10時休憩時。もどってきたパートオバがホーコクをば。
パオ「△は〜〜やって〜〜やって〜〜ふいてきました。あと、□は〜〜で〜をして〜〜をはいてきました」
このパートオバなんど言っても「△と□をソージしてきました」と言わないでソージ手順を全部ホーコクするんス。理由はわからず。んでもって・・・・。
パオ「あっ!あと△やってる時に職員のAさんが来て玄関を掃いてくれました!」
とバカな発言を・・・・。
私「えっ!?どういう事スか?」
パオ再び同じ説明を。
私「パオさんがまだ終ってない時にスか?」
パオ「ええ。」
私「それ、どうしたんスか?」
パオ「『ありがとうございまーす、助かりまーす』って言いました」
私「・・・・。」
パオ「それでは休憩はいりまーす」
私「ちょいちょい!!ストップ!!」
パオすげー不思議そうな顔しとるんスけど・・・・。
私「んでパオさん玄関ソージはしてないんスか?」
パオ「Aさんがやってくれたんで」
私「・・・・・。」
私「う〜んと・・・・。ダメっスよ・・・・。」
パオ「えっ!?ダメって何が?」
私「俺らって何の仕事してんスか?パオさんは何の仕事してお金もらってんスか?」
パオ「今日は△です」
私「んじゃなくって・・・・。我々は何の仕事をしてるんですか?」
パオ「えっ何って?」
私「・・・・。ソージ業でしょ?」
パオ「あっ!そうだ・・・・。」
私「んで職員のAさんは何の仕事?」
パオ「職員は何やってるかわかりません・・・・」
私「・・・・。」
パオ「ええっと・・・・。何かダメでしたか?」
65才ですよこの方・・・・。車で通勤してんスよ・・・・。わざとなのかナチュラルなのかそれともバなのか・・・・。滔々と延々と説明する。
1.我々は清掃業。ソージしてお金をもらっている。なのでソージをするのが仕事。
2.職員のAさんはソージが仕事ではない。(事務員)
3.Aさんにソージさせてはダメ。(事務員だから)
4.正解は「まだそこをソージしてないんです」もしくは「大丈夫ですよ今そこやります」もしくは「ごめんなさい大丈夫ですよ」
5.何が「助かりまーす」だ!?
最後まであやまりませんでしたし最後まで不思議そーな顔しとりましたよ・・・・。
どうすればよいのですかね・・・・。

閉話次話。
某日。妻といっしょに飲みへ。いつもの某店へ。ママがスゲーつかれ顔なので話をきいたんスがね、何とも・・・・。
時々見かけるもあまり深くは話した事はない方。Bさんとよばれてる30代男性。人あたりも良く仕事も出来るしモテるだろうなあという感じ。何回も会ってるし私は認識しとりますが彼はオジさんを覚えないみたいどして私の事はあまりという感じ。若者客とは話しとりますので多分そうかと。このBさん酒グセ悪いんだとか。私は早い時間に来る男でチャッと1、2杯飲んで次の店に行くスタイルですので酒グセ悪者だとは知りませんでしたのよ。何度かお店のお客と盛り上がり〜ので何軒かハシゴし〜ので寝てしまい〜のでメーワク。というのをくりかえしとったそーな。ママも注意するも、まあ、こういう方ってのは聞かねえもんスよね。んでもって最近この店に来るようになった某国からの留学生がいるんス。働いてお金ためて研究を極めたいと留学してきた男性です。とても良い男ですよ。
んでもって某日にBさんと留学生がバッティング。「もう1軒行こうぜ!」とBさんと一緒だったCさんと3人で行くことに。ママは留学生に某国語で「注意しろ!軽く飲んで帰れよ!」とお達しを。

次の日に留学生がお店で話すことにゃあ・・・・。
すでにベロベロだったBさんだがとにかくガールズバーに行きたがったそうな。いざ行くもねてしまい皆にメーワク・・・・。Cさんがお会計したそうな。ここで解散したそうで留学生はコンビニ行き〜ので帰ろうとすると歩道で寝てるBさんが・・・・。さすがにホットけないので看護を。肩かし〜のバッグもってあげ〜の。
留「ホテルマデオクリマスヨドコデスカ?」
B「ホテルなんかとってね〜よ!!」
留「ジャアホテルトリマショー」
B「とらね〜よ!」
留「ジャアドウシマスカ?」
B「もう1軒だよ!!行くぞ!」
と、なぜかもう1軒ガールズバーへ・・・・。
当然飲めずに寝ちゃって閉店時間に。こまりまくって留学生がカードで会計を。Bさんはちょっと寝たので軽く大丈夫になったようで歩いて帰ってったそうな。
次の日の朝、ママに鬼電が。Bさんから。いわく『金ぬすまれたっぽい。あの留学生が俺のカバンもってたから』との事・・・・。一応カクニンのタメ留学生にTELで事の顛末を。メチャクチャ注意したそうなBさんに。しかしまったく聞く耳もたずとにかく『あいつがカバンもった』の一点張り。
・・・・。ここまで聞いて妻が一言「タヒねばいいのに・・・・」
本当そーですよねえ・・・・。
と話しとると留学生が来店。妻が「私からビール1杯ゴチで」
何とも大変だったなあと思います。日本語も大分うまいものの異国に来て1ヶ月だってよ。何というか日本人としてハズいっつうか何つうか・・・・。とりあえず「チョヌンプラルイムニダ!チョンマル!」と笑かしときましたよ。

(fin)


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