ドキドキ東京(裏切り保健室)編 第119回

(初出:第126号 07.10.20)

Va' avanti, ti  raggiungo subito. 先に行きなさい、すぐ君に追いつくから。という事で始まあり。
某日。久々に友人と飲む。この友人と飲む時はいつも二人とも行った事のない店へ行く事に決めているのだが、今回は友人が(焼酎一本無料券)なるものを持っていたために某居酒屋へ。私はこの店は初めてです。店内には客がまばら。まあ月曜だからね。んでもって席について無料券をわたす。そしてアルバイト店員がお盆に持ってきたものとは...。
見た事もないイモ焼酎、水割り用の氷がはいったバケツ?入れ物?グラスのみ。私と友人はこの焼酎をたのんだんですが、(やっぱり一杯目はビールにすっぺ)という事で焼酎を持ってきた時に瓶ビール1本をたのんだのだよ。そしてお通しがくる。そしてビールがきたのだが...。
整理しますよ。1.イモ焼酎 2.瓶ビール 3.お通しがきました。私、友人ともに変な所に気付いたり見てたりするのですよ。
まず1.の焼酎のセット。(水割り)とたのんだのに水がないんすけど...。そしてマドラーも...。そして2.の瓶ビール。お客に出す時はラベルを見せる。ラベル側にして出すのが基本かと思うのですが...。ちなみに瓶ビールのグラスと焼酎のグラスは同じ型でした...。
そして3.のお通し。箸ないんスけど...。とチラッと友人を見るとすでに手で食ってました。
近くにいたバイト(田村)を呼んで「スミマセン、箸ください」と注文。そして田村が持ってきたのは箸一膳だけでして...。
なんとなく遊ぶ金ほしさにバイトしてる山形県東根市出身の専門学校生。先に好きになったら負け。恋愛ってそういうもんよねえ的労働姿勢の田村に今の若者の基を見た気がいたしました。
そして話がちょっとズレるが某日の事。私、たまにはチャリで街に行くべと家を出ましたのよ。マイフェイバリットとの待ち合わせだったのでウキのウキしつつGoしたんですが、その時、たまたま運悪く?小学生の下校時間だったんスよねえ。少子化とはいってもまだまだ掃いて捨てる程ワンサカといる小学生達。私、チャリにて歩道を走ってたんスがね。いやはやこのガキどもったら避けないのね!!(一応言っときますが私は避けて通ってたんすよ。)チャリは道交法上では歩道は走っちゃいけないのは十分承知しとりますが暗黙の了解、沈黙の戦艦ですよね。
ガキどもったら歩道に横一列にて5人、3人などあたりまえっス。私が目の前にいてもそのまま進んできます。半身を避けることなどまったくせず私が避けると思っているのです。男子も女子もです。カティーンッときたので避けないでみましたところ...。バンバンチャリにぶつかってきます。ウーム...。
そして話がちょっとズレるが某日の事。私、地下鉄(サブウェイ)にて通勤しとります。地下鉄というのは地上ではなく地下に巨大な穴をほりましてそこに電車を走らせている物の事です。そして始発にて出勤しとるんですよ。街中の駅にて下車しますと曜日によっては朝帰り人達がウジャウジャなんて事も多々です。
先日、私久々に2度見しちゃいましたのよ。なんでかっつうと...。地下鉄の中にタバコを吸いながら若者が乗ってきたからなんす...。いやはやバビったねえ。
ホームには監視カメラがいっぱいあるんだけどなんででしょうか?誰が監視してるのかしら?もしかして冠詞カメラ?いや官私カメラなんだろうねえ...。歳の頃21歳位。栗毛色の髪のほそ身でスキニーブラックジーンズ。黒Tシャツの上に茶の半ソデシャツの若者は床でタバコをもみ消しすててました。こんなヤツは一生喫煙しつづけてガンになってほしい。
3つの事を書きましたが共通してるのは『自己中心的』という事。『周囲に気を配れない』という事。バイト時間内にやる事やっとけばいいんだべ的であり、楽しく並んで話してんだから的であり、今吸いたいからドコだろうと関係ねえ的であるんスねえ。
だからこそ(小島よしお)が人気があるんですよねえ。
閉話次話。
先月号のSDを読んでいてとてもためになりました。『長篠の戦い』の事ね。くわしくはメンドクさいから書かないがまあ火縄銃にて3列ブッパなし作戦にて織田軍勝ちっつう出来事です。私、頭がおかしいのでこの文章を読んでいて勝手に想像して面白くなったんですよ。以下憶測。歴史、史実にうとい私ですのでまったくの妄想です。こまかい事は目をつむって下さいね。

 洋蔵、義作、文助の3人。初めて火縄銃なる物を手渡される。文助しか先生の話を聞いていない。
先生「これはここに火をつけっとジワジワと燃えてくっから、ほんでもって〜〜」
洋蔵「これでダルマ(武田のアダ名)やれんのかぁ?」
義作「やれっちゃ。スゲェ強いらしいぜ」
洋「おめえ使った事ねえくせにわかんのかよ!?」
義「だって何かが飛ぶんだぜ!?」
文助「何かって(弾)だろ」
義「とにかくヤバイんだってこれは」
先生「以上。皆わかったな!」
皆「ハッ」
洋「文ちゃん、わかった?」
文「ああ、なんとなくだけどな」
義「どうやんの?」
文「なんか、ここに弾をつめて、この棒で押しこめて、縄に火つけてしばらく待ってると弾が出るらしいよ」
義「しばらくって?」
洋「茶一杯飲めるぐらいじゃねえか?」
文「そんなに長くねえよ!」
義「武田の馬っつったら超スゲェんだぜ!?火待ってる間に俺らやられっぺや!?」
洋「おめえ武田馬見た事ねえべっコノ!!」
 洋蔵、火縄銃で義作の頭をこずく。
義「イタッ!!おめえコノヤロウッ!!」
 義作、お返しとばかり洋蔵の頭をこずく。
洋「やったな!ソレ!カキーンッ」
 刀のようにして火縄銃にてチャンバラを始める2人。「カキーンッズバッ」と2人の声の切り合い続く。文助2人に向けて銃口を向ける。
義「ワワッ!!やめっやめろって文ちゃん!!」
洋「あぶないって!!」
文「へーんだ!!弾入ってないも〜んだ」
義「バビった〜」
洋「お前、銃口を人に向けんなって先生いったべや!」
文「弾入ってねえもん大丈夫だって」
 3人が遊んでいるうちに皆は何やら3列に並び始めている。
文「何か集合みたいだな」
義、洋「行ぐべ」
 3人は一番端に並ぶ。前から文助、洋蔵、義作の順。皆に弾が渡される。3人も見よう見まねで弾をこめる。
義「何か俺のうまく入んねえんだけど」
洋「俺も」
 ガチャガチャと棒を押す2人。
 合図があり文助、縄に火を付ける。
文「どう?入った?」
義「何だっこれ!?イライラすんなぁ〜!!」
洋「どれ、見せろって」
 義作、銃口を洋蔵に向ける。
先生「打て!!」
 パンッ!!パン!!と音が響く。銃口をのぞいていた洋蔵、音にビビる。
洋「うわぁっ!!」
文「もう練習始まってんだぞ!」
 そう言って文助は素早く義作の後ろへ回る。押されるように洋蔵が一番前へ。
洋「えっ?」
 洋蔵一応銃を構えるが銃底を敵に向けている。
洋「まだ火付けてないんスけど...」
義「何?弾どうなってる」
 パンッ!!
 何だかわからないながらも皆を見ながら後ろへ回る洋蔵。義作は火も付けてない。
義「えっ!?何!?どうすんのこれ!?」
 パンッ!!
義「パンッ!!」
文「早く後ろ行けって!!」
洋「口で音だしてやんの。クックックッバカじゃねえのクックックッ」
義「何も鳴んねえよりはイイべや!!」
 パンッ
文「あ〜、何となくわかってきた。このやり方」
洋「あれっこの石、火付けずらいんだけど...」
 パンッ!!
 洋蔵の銃だけ火付け間にあわずカチッという音。文助、自分の銃の用意しつつ義作のも見てやる。
文「これで大丈夫じゃねえか?」
 文助の列だけグダグダ。
 パンッ!!
 文助はコツをつかんだ様子。
 パンッ!!
義「オォ〜ッ!!気持ちイイ〜!!」
 パンッ!!
洋「なかなか良いねえ〜コレ」
 パンッ!!
義「洋ちゃん早くどけって!!俺の弾でちゃうって!!」
洋「何!?」
 義作、洋蔵の脇の下に銃口を入れる。
洋「うわっ!!何してんのバカ!!」
 パパンッ!!
 あわてながら2人で後ろに回る。
文「何お前ら2人で後ろに回んなって!!俺まだ準備してねんだから!!」
洋「俺はイイんだよ」
義「だって打っちゃったもん」
文「火付けんの早すぎなんだよ!!」
 パンッ!!
義「楽しいなコレ」
 パンッ!!
洋「今度さあ、あそこの鳥狙ってみねえか?」
 パンッ!!
義「イイねえ!!やるべやるべ!!」
文「おこられっぞ!」
 パンッ!!
洋「じゃあ俺からな」
 パンッ!!
義「あ〜、ヘタくそだな〜」
 パンッ!!
文「オイッ!?先生こっち見てっぞ!!」
 パンッ!!
洋「当てたやつに帰りにダンゴ奢ることね」
 パンッ!!
義「俺、八丁目の(九重屋)のダンゴ食いてえなあ」
 パンッ!!
文「九重屋!?お前あんなとこ美味いと思ってんの!?」
 パンッ!!
洋「あそこのタレがヤバイんだって!!」
 パンッ!!
義「あそこってしょっぱいだけじゃん」
 パンッ!!
文「だったら三丁目の谷中屋は?」
 パンッ!!
洋、義「あそこは店員がブサイクだからダメ!!」
 パンッ
義「あっ!!逃げたんじゃねえ!?」
 パンッ!!
文「あ〜、本当だ。いねえよ鳥」
 パンッ!!
洋「じゃあさ、今度は先生狙ってみねえ!?」
 パンッ!!
義「イイねえ〜ってバカ!」
 パンッ!!
文「殺されっぞ狙ったら」
 パンッ!!
洋「一回やってみっぺ!まだ練習初日だからイイワケつくって」
 パンッ!!
義「そうかなあ」
 パンッ!!
文「じゃ俺から」
 パンッ!!
洋「おしい!!」
 パンッ!!
義「お前!!先生こっちニラんでっぺって!!バカ!!」
 パンッ!!
文「バカッ!!バレたかも!先生こっちに来てんぞ!」
 パンッ!!
洋「よし死ね!」
 パンッ!!
 パンッ!!
 パンッ!!

初めて火縄銃を手にした兵たちはこんな感じだったんではないかと私考えます。
(fin)



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