Ferro. 鉄。という事で始まあり。
某日。彼女のバースデーなのに色々とやらかした様子でして何やらかんやらあり〜ので外食することに。『街中はイヤだ』との事ですので近辺にてもろもろ探すと何やら良さげなシースー屋があるじゃないですか!?とりあえず行ってみる。扉開け〜ので声をかけようとすると・・・・。
店員「ご予約のお客さまでしょうかあ〜?」
私「いえ」
親方らしきオジサン。私の上から下までジロリと見て一言「今日は予約でいっぱいでして〜。スミマセ〜ン」
フ〜ンッと思いましたよ。まあ、そういう店もありますわな。とはいえ次どうするべと考えとると彼女「何でもいいよ」との事。街中なら色々と選択肢があるんスが家の近所って住宅街だし駅裏までは歩いて20分ぐらいですが彼女は歩きたがらない娘ですし・・・・。とフト思いだしたんス。そういやあヤキニク屋が近所にあるってえのを!!なので行ってみることに。彼女がTELし〜ので予約をする。
彼女「今から2人入れますか?」
店員女「18時からなら大丈夫ですが」
彼女「お店って18時からでしたか?」
店女「いいえ、17時半からとなっておりますが」
彼女「じゃあ18時で予約おねがいしま〜す」
17時半開店で入れないってことはなかなかの人気店なのね〜。しかし18時からOKってのは何なのかしら。
17時40分でしたので近くのドラッグストアなどブラリとしつつ18時に店へ。
店は住宅街の中。ヘンな建物の2Fどした。急な階段上がるとワンちゃん達の写真がいっぱいカベに。(犬好き店主かしら)と考えつつも店内入ったんだが・・・・。
客ひとりもいねえガラガラでやんの・・・・。しかも何のニオイかわからないがビミョーにクセェんスけど・・・・。席あんないされ〜のでカベ横を見てバビったっス・・・・。犬OKなヤキニク屋どした・・・・。新しいっつうかなんつうか・・・・。まあね・・・・。ペットも家族ですからねえ・・・・。
つれてくるのはOK。しかしケージから出しちゃダメ。肉もあげちゃダメとのこと。じゃあ・・・・。家で留守番させとけよ・・・・。
味のほうはというと・・・・。美味かったっス。値段ちょい高な感じ。しかしあの犬臭はちっとキツかったっス・・・・。私らに合わなかっただけで大丈夫な方々がいっぱいいるのでせうな。
閉話次話。
某日。早出でしてAM4:30からひとりバタバタしとったんス。やる事やり〜ので休憩室にて休んどった6:30。階下でドタバタと音が。上がってきたのは中途で入ったA君どした。なんでかわかんないけどものスゲーエズきながら泣いてんスけど・・・・。嗚咽。鼻水。涙・・・・肩ふるわせてんスけど・・・・。超バビりまして心臓バックンバックンしてんスけど俺・・・・。
『30才の独身男性部下が嗚咽しながら出勤時間よりだいぶ早く来た時』という引き出しを急いでさがしたんスがそんな引き出しなかったのでとりあえず・・・・。
私「ど、どうした!?」
A「ちょっとお話がありまして」(A君はズ〜ッと泣いてますのでそう思って読んで下さい)
私「な、何したんだ!?」
A「えっと・・・・。昨日、Bさんとちょっと話をしまして〜〜」
いわく・・・・。
パートのBさんと世間話をしたとの事。生活のためにお金をかせいでいる事を知ったそうな(?)細い体で米5kg買って帰ったりする(?)それにおきかえ(?)自分はなんてダメなんだ〜!!!(?)
実家の近所でひとり暮らししてるとはいえ頑張ってるBさんに対して自分は〜!!!(?)正直Bさんを下に見ていたが(?)対して自分は何も出来てないじゃないか〜!!!(?)個人的に勉強してた国家試験には合格した。それ関係の職を探して面接した。職場の雰囲気を見て体育会系の方々が多くいて自信をなくしたし(?)それでも(?)Bさんは生活のためにお金をかせいでいる〜!!!(?)何て自分はダメなんだ(?)なので15日ぐらい休みます(?)もしかしたらこのまま辞めるかもしれない(?)もし来れるようになったらコッチからTELする(?)
との事・・・・。
人間って死ぬまでの心臓の鼓動回数って決まってるって説ありますよね。私、今のでだいぶ消費したんスけど・・・・。
A「じゃあ、しつれいします」
私「えっ!?今日、いっ今から帰るの!?」
A「はい!!!もう何もやれないんです!!自信がないんです!!!なので15日ぐらい休みますので!!!来れるようになったらコチラから連絡しますから!!!」
私「・・・・・・。」
施設職員、パートさん、職場に連絡。どっっっとつかれたっス・・・・。
とはいえ仕事はせにゃならんのでドーヨーしつつもやる事やっとったんス。
この日は宿泊所のそーじもあり〜のでしたのでひとりバタバタしとりました。(元々A君におねがいしようと思ってた)
フロそーじしてた9時半。何くわぬ顔をしたA君が来て一言・・・・。
A「さっきはスイマセンでした。じゃあ代りますよ」
私「・・・・・・。」
さっきの何だったの・・・・。キチ△イかしらコイツ・・・・。
数日後。顔があきらかに変わったんス。何とも言えない人を見下したような小バカにしたような目つきに。
数日後。A君休みで上司が来たので事のてんまつを話す。いわく『病んでる』『しばらく様子を見て話をしてくれ』との事。
数日後。サボって(東雲うみ)のインスタを見てるとA君が来て一言。
A「設備課に行くって△△さん(上司)にTELしたんですよ」
私「!?何で!?」
A「やりたいなあ〜って思って」
私「△△さんは何て言ってた?」
A「何かちょっと待ってくれって。」
私「・・・・。」
A「設備課って恐い人いますか?」
私「ひとりいるな」
A「うわ〜。やだな〜。大丈夫かな〜。でもそこでダメだったらコッチにもどってきますから!」
私「・・・・。」
病気なんでしょうねえ・・・・。イカレてますよ・・・・。
閉話次話。
今年も最後号ですな。今年も雑文乱文犬臭文で申し訳ねえス。来年はひとりブンなぐりそうです・・・・。
(fin)