ドキドキ東京(ビッグボス)編 第263回

(初出:第270号 19.12.21)


Succo. ジュース(果汁)と言う事で始まあり。
某日。私が働いとります某施設の宿泊所にてひとりソージしとったんスよ。いつもならカギ閉め〜のでソージすんすがこの日はウッカリしとったんですなあ、閉め忘れとったみたいどした。
フロソージし〜のでフロから出たら誰もいないハズの宿泊所に人影が!!超バビった私は声を出したんスが・・・・。
私、これといって何もなく普通に思春期をすごしてきた男ですよ。他高とケンカやヤンチャと称しての犯罪まがいな事もまったくせずですよ。親に対して声をあらげたりなど皆無どす。普通に何もな〜く中、高とすごしてきた男なんですよ。
ケンカなどしたことないとはいえ私も多少の『漢』的な内心はもっとりますので、イヤな事やイラつく事、理不尽な事がおこったりしたら声をあらげないまでも心中で暴言はいたりはしますのよ。
何かトンデモない事がおこった時には「オラ〜ッ!!」「テメ〜ッ!!」などと声が出てしまうもんだと思うのですよ。ってか出ますよ。ってか出すと思うよ。ってか出ると思ってたよ・・・・。
フロから出たら誰だかわかんないオッサンがいてバビったんスよ。一瞬身構えたしイラッときたんスよ。『関係者以外立入禁止』の貼り紙してるのに(おメー誰だあ゛!?)と思ったんスよ。
んでもって私が発した、私の心から出た言葉は・・・・。

『だっ誰なんですかあなた!?』

自分でもバビったしおかしかったっス・・・・。
オラオラと生きてこなかったからなのかハタマタ親の教育がよかったからなのか・・・・。丁寧って・・・・。
なさけないやらおかしいやら・・・・。
脂汗かいたこのオッサン。トイレかりにきたんスがあえてかさなかったっス。(鬼)

閉話次話。
某日。いつものやうにひとりブラリと飲みに。7件ぐらい行ってしまい地下鉄のがしたのでシータクにて帰る。
私、かならずシータクでは道順指定するんスね。値段がまちまちになっちまうし、ヘタこくとダマくらかして遠回る人もけっこういる為ス。
んでもっていつもおろしてもらうコンビニにてお金払おうと思ったら・・・・。
運ちゃん「2800円です。」
私「ハイ」
運「あの〜、お客さんて中国人ですよね?」
私「えっ!?」
運「中国の方ですよね?」
私「えっ!?・・・・・・。ち、違いますけど・・・・。」
運「ええ〜、中国人じゃないの?じゃあ韓国人?」
私「いや・・・・。日本人スけど・・・・。なんでスか?」
運「だって言葉がたどたどしかったからさあ」
私「えっ!?初めて言われましたよ。そんなに外国人っぽいスか?」
運「ええ、今のしゃべり方、純粋な日本人のしゃべり方じゃないですもん」
私「いや・・・・。日本人スよ純粋な・・・・」
運「またまた〜」
私「本当スよ・・・・。」
と5000円札をわたす。
運「いや〜、本当ですか〜?コレもニセ札じゃないでしょうねえ〜、アハハハッ」
私「・・・・。」

その時はよっぱらっとったので(何だかヘンな運ちゃんだったなあ)と思ったぐらいでしたが次の日起きてからイライラがふつふつと・・・・。
その日の夜、彼女と街中で飲み食いする。その話をしたんだが、店の人&彼女の怒りっぷりときたら・・・・。
私、よっぱらっとったもんでしてシータク会社おぼえてなかったんスよ・・・・。何色のシータクかも個人シータクかも何もかも・・・・。
考えたんス。次もしもそのシータクに乗ったらガツンッ!ともんく言ってやるよ!丁寧な中国語で。

閉話次話。
私が働いとります某施設の宿泊所。宿直ジジイは8時半あがりなんス。なので行く。その日は大会でして某道の団体が泊まっとりまして大会最終日なので私が行った時には客(高校生)が並んであいさつするとこだったんス。
時々あるんスが、皆一列に並び〜ので「ありがとうございました!」的なやつですな。
私はソージするだけなのであいさつ中にはいるのもなあと考え玄関で待っとったんス。
某道の高校生20名ぐらい&コーチ達4、5名。一列に並んどりましておきまりの「ありがとうございました!」と。宿直ジジイも一礼しとりますよ。
すると・・・・。コーチのひとりがジジイに手をさしだして・・・・。
コ「では、お願いします」
ジ「ウン。」
私の心中(えっ!?何!?)
ジ「え〜、今日はいちだんと寒くなったけど〜」
えっ!?えっ!?ええ〜っ!!?な、何!?訓示!?何ほざいてんの!!?
ジ「勝負っていうのは一瞬のスキを見のがさない事が大事なわけであり〜〜」
ええ〜っ・・・・・・。何様・・・・。ただの県の宿泊所の宿直のバイトのジジイが何だかホザイてんスけど・・・・。勝負について・・・・。
このジジイ、そもそもその客の某道やってないのに・・・・。
何様なんだ・・・・。
とはいえ不思議なのがコーチが一言うながした事。一体何でよ!?
とはいえ不思議なのがジジイがイキってる事。
本当に・・・・。何考えてんの?何様なの?何の立場?どの目線?恐しいしキモいっス・・・・。

閉話次話。
今年も最後号ですな。今年は色々ありすぎましたよ。先日。いつも行く焼鳥屋の親方と話してたんス。色々と商売のアイデアを等々と。すると親方ひととおり私の話を聞いて一言「そういうアイデアいっぱいあるんだからさあ、コンサルやったら?」
そこで私、ハタリ!としたんス。
とにもかくにも今年も乱文雑文申し訳です。
(fin)


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