Ginkgo. 銀杏。と言う事で始まあり。
去年の6月頃?から私が働いとります某施設にてトイレ改修工事が始まったんスね。和式トイレを全部洋式に変える工事っス。1Fから始め〜ので4F5F3F2Fと。普通、こういう業者っつうとゴミをださないようにキチンとやってくと思うんスけどこの業者・・・・。
ホコリなどそのまんま・・・・。工事ゴミを施設そなえつけのゴミ箱にすててたり・・・・。いつも2人か3人で作業しとったんスよ。
某日。5F4Fが終わったとの事でしてそーじしてけろとの内線あり〜ので行ってみると・・・・。
ゴミ、ホコリで大変なことに・・・・。置きっぱなしにしてたトイレットペーパー、消毒液などひどくホコリでまみれまくっとりますよ・・・・。
んでもって新トイレを見るべくトビラを開けようとしたんだが「!?」と。
うまい棒的な取手が全部のドアについてんスけど・・・・。そーじ後、職員に聞いてみたところ・・・・。
「部品発注し忘れたので後日」との事らしいっス・・・・。
(じゃあ終ってねえじゃん)と思いつつも手作り取手でドアを開ける。ドアも超ホコリだらけだど・・・・。
便器を交換する時にドアはずして作業したんでしょね。ドア閉めてみるとドアスライドロックが約2cmずれてんスけど・・・・。なぜこの部分まで1回はずしたんだべ・・・・。
んでもってとりあえず最新式トイレのパネルを操作してみるべくポチリとボタンなんぞを押しとったんス。『ノズル洗浄』ボタンを押してみる。ウィーンッと何やら動く音がする。もう一度ボタンを押して切ってみると・・・・。となりの個室から何やらウィーンッと動く音が・・・・。あわてつつ見てみると、となりの便器のノズル洗浄始まってんスよ。(!?)と考えつつボタンを押して切る。するとまたまたとなりからウィーンッと・・・・。
何をどうやったのかはわかりませんがノズル洗浄が連動してんスけど・・・・。A個室にてボタンを押す→B個室も作動→Bにてボタンを押す→C個室も作動→A止まる→Cにてボタン押す→B止まりC作動→Cにてボタン押す→C止まる。って書いててわかんなくなるっちゃ・・・。
とりあえず職員にホーコク。『何でそんなめんどくさい事見つけちゃうんですか〜!』と某財団職員らしいやさしいお言葉をちょーだいいたしましたよ。
クソがっ!!
ホーホーノテイでそーじすませーので休憩室もどり〜ので裏にてプクイチするべく行ってみると何やらオッサンが水道つかって器具を洗ってんスよ。工事で使ったモルタルなどをガンガン洗ってんスけど・・・・。
私「ここ使っていいって言われたんスか?」
オッサン「そーじの女の人に水道どこか聞いたらここって言われたから」
私「・・・・。モルタル、ガンガン流してますけど大丈夫スか?」
オ「大丈夫!水道の方には流してねえから!」
見ると水流しっぱでして、となりの某高校グランドの観覧席にダバダバ流れてんスけど・・・・。灰色の水が・・・・。
とりあえず今日いる“そーじの女の人”ことブタ氏に聞くも「ここまでやるとは思わなかったので・・・・」との事。
まあまあ・・・・。しゃーないわなぁ・・・・。
んでもってとりあえず職員にホーコク。超々ひいてましたよ・・・・。「マ、マジか・・・・。」と。
んでもって数日後。某道と某道の大会がありまして朝からバタバタしとったんスよ。
昼前、内線かかってきたとの事でとりあえず正面げんかん横に行くと・・・・。
見事なくらい汚水があふれでてやがんの!!トイレットペーパーふくむ汚水がジャバジャバと・・・・。
某施設長(この方もヤバイ人)あせっちゃってあせっちゃって「これ開けて見てみて!!」とのたまっとったんスよ・・・・。厚さ15cmぐらいのコンクリの升フタ?我々がやれることはないス。バカ大将は開けようとしてましたがコレッてそもそも市?県?の管轄だべした。
某施設長に説明するもあせりまくっちゃってっから「会社に電話してこのフタ開けるヤツもってこさせて!!」とのたまっとったんスよ・・・・。
これ開けるヤツなんてウチの会社にもねえよ・・・・。
とりあえずコーン置き〜のゾーキンで汚水が広がらないようにガードし〜ので側溝の汚水(トイレットペーパー残骸)取りのぞき〜のしたんスよ。100%トイレ工事が関係してるっしょ・・・・。
んでもって某先日。全ての工事が終わりました。休憩室裏の水場のところはモルタルで全灰色になっとりまして草もはえないぐらいのガチガチにかたまっとったんス。
昼食とり〜のでプクイチするべく1Fにおりると何やら音がする。ザッザッザッとスコップにて何かをくだいている音。見ると作業してるジジィがひとり。大汗かいて作業しとります。私に気付いたジジイ。私を見て一言「このスコップ借りてっからな」
私「えっ!?勝手に!?」
ジジイ「ああ。いいべ?」
私「・・・・。何も持ってこなかったんスか?」
ジ「ホーキとチリトリだけだ」
私「・・・・。」
どういう風に聞いてきたのでしょうかこのジジイは・・・・。本当にダメな業者っているんスよねえ・・・・。
閉話次話。
去年からサイフに迷っています。迷走しとりますよ。私、前ポケット右にサイフ派なんスね。だから小さいサイフを探しとるんスがなかなか良いのがないんスよ。どうしても厚みがでてしまうヤツしかないんスね。ネットにてハイブランドはどうかしら?と色々見てみるとないことはないんスね。しかし実物を見たい!けどハイブランドの店にはいったことない私ですのでこまっとったんス。しばらーく色々見たり手作るしかないか色々色々考えとったんスけど先日ハタリ!!と気付いたんスよ。某オフなら中古品あるかもと!!なのでフラリと行って見ることに。
ひとりフラリと飲みに行くついでに街中の某オフに。ハイブランドコーナーには人があまりいなかったのでじ〜っくり集中して見とったんスよ。すると・・・・。
「うっわっ!めっちゃ数ふえてるやん!!」
との大声にてビクッとした私は声の方を見たんスがね・・・・。
何も書かれてない無地の真緑のキャップ。スキッ歯のでっ歯。後ろ髪だけ長いジャンボカットでオレンジの髪色。ヒョウ柄のベストにピンク&白のストライプのスウェット。渡り鳥が何羽もプリントされてるズボンに黄色のクロックス。
というモンスター?妖精?がいたんスよ・・・・。大声でビビリつつ見てもバビったっス!!
フリーズしてしまった私と目があった妖精は大声で一言。「何見てんねん!?」
「えっ!」と再びフリーズする私をよそに妖精は大声で
「ダーリン!ダーリン!ちょい来ーなー!めっちゃ数ふえてんで!」と。
すると現れたんだよダーリンが・・・・。
60代ぐらいでスキンヘッド。上下セットアップデニムで上はキンギョが5、6匹。下はニシキゴイが両足に刺繍された妖精が・・・・。そして一言「好きなのこーたらええんや」
私、ハタリッ!!としましたよ。「あっ!!俺、そもそもハイブランドのサイフ、別にほしくねえや」と。
妖精に教えられましたね。
(fin)