ドキドキ東京(天竜川)編 第240回

(初出:第247号 18.1.20)


Affitto. 家賃。という事で今年も始まあり。
去年末の話。
年末の某日。シフトの関係にて何だかわからない8連休だったんスがね。毎年末にはいらなくなった服なんぞを売ったりなんだりする私ですよ。
なので某オフに。買取コーナーには大量の物があり〜のでして、(こりゃあ時間かかるわね)と考えつつも聞けば「20分ぐらいで査定出来る」っつうんでお願いする。店内ブラブラして待つこと30分にて査定終了。22点もっていきーので10点買取OK。4500円とのことで納得。金もらい〜ので本屋などブラコブラコして帰宅。バゴーン昼食し〜のでヘヤにてグータラしてるとTELが。何やら知らない番号でしたがとりあえずでてみると先程の某オフからどした。
いわく、「150円払い忘れた」との事。某オフの女性バイト「申し訳ございません。先程査定額が間違っておりまして150円プラスとなってましたので取りに来て下さい」
私「・・・・・。そっちが間違えたのに俺が取りに行くんスか?」
某オフ「んあっ!!そ、そうですよねえ・・・・。しょっ少々おまち」
途中で保留音が・・・・。
私、怒ったりしたんじゃないんスよ。自分達でミスしといて何でかしら?と思ったんス。それを言ったら女性バイトの焦りようったら・・・・。しばしの保留音後。
某オフ「・・・・。」
私「・・・・。」
某オ「・・・・。」
私「・・・・。えっ!?もしもし?」(なぜ俺待ちなんだ?)
某オ「ああっ!もしもし!大丈夫です!」
ここであきらかにとなりにいるであろうエライ人?らしき声が「とりあえず先にあやまれ!!早く!!あやまれ!」
某オ「大丈夫です!あっ!も、も、申し訳ございませんでした!こちらから150円持ってうかがいます!」
私「今日スか?何時頃来られますか?」
某オ「えっ!?・・・・・・・・・・・・・・・・・。しょっしょっ少々おま」
途中で保留音・・・・。
私、怒ってないんスよ。その日は飲みに行こうと考えてたのでねえ。
しばし後。
某オフ「あのですね」
となりの男「おまたせしました!!」
某オフ「ああっ!おまたせしました!!あ、あのですね、今、」
となりの男「とりあえず説明より先にあやまれ!!」
私「・・・・。」
某オフ「とりあえ、えっと申し訳ございません!!あのですね、今、社員がいませんので何時に行くかというのはわかりません・・・・。」
私「・・・・。」
某オ「どうされますか?」
私「う〜ん・・・・。じゃあ明日か明後日にでも取りに行きますよ。それでですね、この事を全員に周知させてもらって下さい。私が行って名前言ったら150円もらえるようにしといて下さいな」
某オ「かしこまりました」

んでもって次の日。
開店時間にあわせて某オフへ。カウンターにて話す。
私「昨日、電話いただいたアトミッと申しますが。150円払い忘れたとの事で」
女性バイト「はい?何の事でしょうか?」
私「・・・・。昨日電話がありまして、査定額が間違ってたとの事で150円〜〜〜」
女「う〜ん・・・・。少々おまち下さ〜い」
私「・・・・。」
う〜む・・・・。何と言っていいのやら・・・・。女性バイトは奥から男をつれてくる。昨日も見た顔ですのでこれで大丈夫と考えつつもう1回同じ説明をする俺。
男「・・・・。う〜んと・・・・。少々おまち下さい」
私「・・・・。」
う〜む・・・・。何から言えばいいのやら・・・・。
んでもってもひとり男がきたので同じ説明を。やっとこの男が知ってたので色々と手続きを。
「昨日査定しましたので165円になります」と意味わかんないながら165円もらい、「買取り出来なかった物が1点ありました」との事で受け取りまして店を出たんスよ。バイク乗ろうとエンジンかけてると店員が走ってくる。そして、「今回おこしいただいて申し訳なかったという事で300円分の割引き券です」と・・・・。
・・・・・。何から何までダメダメじゃん・・・・。

閉話次話。
年末の某日。マイフェイバリットが新しいサイフを買ったので私もサイフがほしくなり、ボナースもはいったのでブラリと買いに。
色々店まわり〜のしたんスがどこもウ〜ム・・・・、な感じ。
私、前ポケット右にサイフ派なので極々小さいサイフを探しったんスがなかなか(コレだ!!)というのってないんスよねえ・・・・。
ブラブラしつつマックでメシ休みいれつつフト思いだしたんスよ。前回サイフ買った時に行った、若者達が集う某ファッションビルにあるやもと!!なので行ってみることに。
このファッションビル。ターゲットは確実に10代20代。40代の私なんぞは場違いなのは重々承知しとりますよ。加齢臭してるのなんて私だけですよ。中折れするのも私ぐらいなもんですよ。それでもねえ、サイフがほしかったんですよおー!!!!
んでもって前回買った店へ。前回対応してくれた男の子の良い印象もあったんス。
店に行くとスウェットを着た女性店員が何やら男と談笑中どした。
男は客であろう私を見るとそそくさとどっかへ行ってしまい女性店員は「え〜っまだいいって〜」と。
サイフを探してると私を見て大きく「ハァ〜」とため息を・・・・。(これは大変面白い感じが・・・・)と内心考えつつ色々と見まくる。
女性店員、私に寄ってくることもなくレジにて普通にケータイいじってんスけど・・・・。まあね、俺も100%買うとはかぎんないからねえ。「いらっしゃいませ〜」の一言もないのでいらっしゃれないほうがよかったのだろうけど・・・・。急にチ△コ見せたろうかとも考えましたが(ウソ)ブラブラしてるとケース内のヤツが何やら良さげなんスよ。しかしカギかかってるし・・・・。この女はケータイいじってるし・・・・。そもそものぞまれてる客じゃねえし・・・・。とは考えつつ声をかける。
私「すみません」
女性店員「・・・・。」
私(聞こえなかったかしら?)「すみませ〜ん!」
女「・・・・。」
私「すみません。ちょっといいスか?」
女「え゛っ!?」
私「・・・・・。」
何でちょっとキレてんでしょうか・・・・。男と楽しく話してたのをジャマしたから?店のターゲット層じゃないヤツが来たからかしら?
私「このケースの中のヤツ見たいんですが」
女「え゛っ!?」
私「・・・・。この中のサイフ見せてもらっても良いですか?」
女、ジャラジャラとカギ束を持ってきて超々メンドクサソーにあけて一言「どれ?」
私、ありがた〜く拝見させていただいたんスがね、キーケースでしたのですぐ返したんスよ・・・・。そしたらさあ、私を見て超特大の「ハァ〜ア!!」と・・・・。
今はさあ、SNS社会でさあ、何がさあ、あるかわかんないじゃん・・・・。私、SNSまったくやっとりませんがね、コイツって何も考えてなさすぎなんじゃねえのスかや・・・・。
私がツイートしたらどうなるんでしょうコイツ?私が1Fのインフォメーションセンターに今の顛末を言ったらどうなんでしょう?店のHPに書きこんだらどうなんでしょう?
バカっているよねえ・・・・。

今年もこんな感じでーす。キャップ〜!
(fin)


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