ドキドキ東京(オバメヤン)編 第235回

(初出:第242号 17.8.20)


Cote. 砥石。という事で始まあり。
夏の某大会。某道の練習会場となっとりまして軽くバタバタしとった日々どしたよ。
某日。いつものやうに巡回しとりまして本館5Fへ。県の某道協会しきりのもと県内の某道部の高校生たちが手伝っとりますよ。
階段上がってくと5F正面に長テーブルがありそこに女子高生が2人座ってくっちゃべっとったんスがね、大股開きだったんスよ・・・・。ショートパンツはいてるから見えないまでも、長テーブルのとこに何かポスターとか貼っとくと安心なんスがバカなのか何なのかそんな事まで気がつかねえんだべなあと考えて私、ひと言おしえてあげようかと。
5F某道場には県某道協会員のジジババ達が何人かおりましたのでババを見つけ説明。
私「あの〜・・・・。忙がしいとこスンマセン。あの・・・・。よけいなことだとは思うんですが、受付の長テーブルのとこに何か貼っといたほうがよろしいかと・・・・。」
ババ「?」
多分、私の言ってる意味がわからないと思ったので現場を見せるべくつれてこうとすると・・・・。
ジジ1「何!?」
私、しょうがないがもいちど説明。そもそもよけいな事しとるのはわかっとりますので丁重に丁重に。
ジジ1「何!?パンツ見えるってか!?」
ジジ2「何!?パンツ!?」
ジジ3「大丈夫だろ!?」
私「いや・・・・。だから階段から上がってくると正面ですのでポスターとか貼っといたりしたり〜〜〜」
ババ「けっきょく見えないんでしょ?」
私「ええ。」
急にジジ達がさわぎだし大声で『パンツ見える』などと言いだし・・・・。
皆で長テーブルのとこへ。
ジジ2「おいっ!お前らパンツ見せてんのか?」
女子高生「?」
ジジ1「お前らスカートじゃねえよなあ」
と長テーブル下に顔を近ずけるジジ123・・・・。
女子高生「ギャアッ!!」
ジジ1「ショートパンツだから見えねえよ」
ジジ2「大丈夫だな」
ジジ3「心配いらねえよ」
私「・・・・。」
問題点
1.そもそも誰も来ないと思って大股開いとる女子高生。
2.余計なお世話、お節介をした私。
3.何も言わないババ。
4.何も考えてないジジ。
5.デリカシー?皆無なジジ達。
まあ・・・・。私が悪りいス・・・・。

閉話次話。
某日。色々用事があり某施設事務所へ。用件うんぬんかんぬんしてると某職員が・・・・。
員「合宿所の△さんの事、何か聞いてます?」
私「何かあったスか?」
員「ちょっと言いにくいんですけど・・・・」
某合宿所の宿泊勤務のオジイさんがいるんス。(うちの会社で雇ってんスけどね。)元々ヤベーヤツだなあとは思っとったんスよ。ってか人を見て態度を変えるジジイでして私みたいなのにはひでえ態度ではあったんスよ。私の注意なんて聞かないし35氏の注意もビミョー。係長が注意してシブシブ的な感じどしてあきらめとったんスよ。(そもそもそれがダメだった)
某合宿所の宿泊勤務はこのジジイひとりなので調子に乗ってんでしょうねえ・・・・。皆、自分より年下ですし昔の人なので『自分より年下だから俺のほうがえらい』と勘違いしとるんスよ。
職員の話によると・・・・。
カギを事務所に持ってきたジジイ。グンゼの下着に下はスラックスだったそうな。
員「△さん、ユニフォームとかないんですか?」
ジ「そんなのねえよ〜。誰もくれないよ〜」
員「その格好って・・・・」
ジ「何が!?下着きてっからいいでしょが!?」
員「・・・・。」
女性職員ひいちゃったそうな・・・・。
それを聞いた男性職員。注意するべく某合宿所に行くも△さん見当らない。まだお客さん来てないのだがなぜか風呂場から音がするので見に行くとスラックスが脱ぎっぱなしで鼻歌が・・・・。

という話を聞いて私、平謝り・・・・。指導を徹底する旨を伝え〜ので即、係長にTEL。
その日の夕方、係長来〜ので事情聴取&厳重注意となりました。
ってかさあ・・・・。俺らってあのジジイの一番風呂のためにそーじしてたのスかや・・・・。
んでもって次の日。
朝礼でると職員が・・・・。
員「△さん何か言ってませんでした?」
私「何かあったスか・・・・。」
と見せられた紙。最大級に丁重な謝罪文3枚・・・・。コピーしてもらう。
いわく。2組の高校が宿泊してた日。1高校の生徒が夜中さわいでうるさかった。ジジイ注意するもしばらくするとまたうるさくなる。たまりかねた2高校の先生がジジイに苦情。ジジイ1高校の先生のヘヤに行くも寝てたらしく起きてこなかったので生徒をどなりちらす。次の日それを聞いた1高校先生平謝り。
という事があったらしいのだがこのジジイその事を誰にもホーレンソーせずだったので誰も何も知らなかったのだが手紙が届いて・・・・。

それを聞いて私、2日連続の平謝り・・・・。
場長いわく「注意する行為は間違ってないんだけど・・・・。謝罪文3枚(顧問、コーチ、学校長)ってさあ・・・・。どんだけ怒ったのって・・・・。しかもそれは報告すべきでしょ?」とのお言葉・・・・。
『今1番の要注意人物』とのありがたいお言葉までいただきまして私、即係長にTELしましたよ・・・・。
その日の夕方、係長来〜ので〜〜〜。
係長いわく、
ジ「それは私の中で解決したんですよ」
・・・・。何か・・・・、何からツッコメばよいのやら・・・・。
まあ・・・・。バカなんでしょうねえ・・・・。

閉話次話。
8月某日。仙台某夕なる祭りがありました日。次の日は休みだった私はフラリと飲むべと街中へ。
いつものホルモン屋は休んでるのを知ってたので近くにある焼鳥屋へ。炭火で超暑いので差し入れを持ってく事に。某エリアス4本買い〜ので店まで行くと閉まっとる・・・・。ここでハタッ!と思い出す。祭りなので出店やると言ってたんだよ・・・・。とりあえず他の店に行くことに・・・・。
近くのベロチューイタリアンに行くと・・・・。知った顔のお客達。お店のオーナーもふくめ全員がゆかたなんスけど・・・・。俺、けっこう行ってんスけどこの店・・・・。誰からもひと言も聞いてねえんスけどゆかたって・・・・。
(ウワァッ!!)と思いすばやく通ろうとするも見つかり・・・・。
客「あっ!!海さん!!」
客「飲みましょうよ!!」
客「まってましたよ!!」
私「・・・・。」
1.そもそも私が仕事だと思い誘わなかった。
2.言うの忘れた。
3.キラわれてる。
知り合いの女性が走って私のとこに来る。
女「海さん、寄ってかないんですか?」
私「俺、今日ゆかたじゃないから・・・・。」
女「私にはゆかたに見えるから行こうよ〜!」
私「・・・・。」
その気遣いも心痛い・・・・。
丁重におことわり〜ので近くの某バーへ。ランチは嫁が。夜のバータイムは旦那がやってる店なんスがね、この日は夏休みでもあり息子もおりましたよ。
息子も知った仲なので事の顛末をチラリと話す。そして息子とゲームなどをしつつ飲む。
息子「ケータイでゲームしてないの?」
との事で私のケータイでゲームをする息子。ルールを説明したんだがあまりよくわかってない動きをする息子。見かねた父が手をかすもケータイをはなさない息子。
父「だからちょっとかせって!そこの赤を下だって!」
息子「ヤダ!ここの黄を右が先でしょ!?ホラッ!」
父「ダメだって!ホラッ!そうすっとこのブロック消せないでしょ!?」
息子「違うって父ちゃん!ここは青でこれ消すから!」
私「・・・・。」
これ・・・・。俺のケータイなんスけど・・・・。ってか見てっと必死でためたアイテムバンバン使ってんのね・・・・。
最終的に嫁が怒鳴って終わりましたよ・・・・。
そんな某夕どした。
(fin)




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