ドキドキ東京(ぼってがべねたっちゃあ大変だなや)編 第115回

(初出:第122号 07.6.20)

Ha visto la mia agenda qui? ここで私の手帳見ませんでしたか?という事で始まあり。
某月某日。たま〜にランチを食いに行ってる店にて日替り定食を注文。私の知人は厨房内にて働いとる方なので急がすいランチ時なので声なぞかけずに人知れず密かに潜んでおりました。
店員さんがお盆を運んできた。早速箸を割る私。だが箸袋に何やら書いてあるではないか!?いわく『5/5来てね。W』何の事かしら?と考えつつも食す。相も変らず美味し。完食後店員さんがサービスでヨーグルトアイスをくれたのでそれも食す。美味し。んでもってお会の計をとレジへ。するとWさんが厨房の小窓からヒョコッと顔を出したのでアイサツする。
W「隊長5/5来てよ!」
私「何スか?」
W「聞いてない?」
私「ハイ」
W「俺の結婚式の二次会だから絶対来てよ!」
私「ハァ...、行く方向性で」
W「会費5000円だから」
私「結構取りますね!?」
W「○△×(クラブ名)でやるから」
私「じゃあ行くように心掛けます。」
W「来ないとこれからランチ食いに来た時に隊長のだけいぎなり激辛にすっからね」
私「じゃあ行けたら行きますよ」
W「まってるから!!」
という事でして...。
まあ私としても重々承知しとりますよ。こんなジャンク人間なんぞはお呼びでないのは。けど行かなきゃならない空気(エア)になっとったわけでして...。
んでもって5/5。20時スタートなので軽く一杯ひっかけてから行くつもりでしたが軽く一杯ひっかかったような感じで某クラブへ。店の外にはなぜかWさんと奥様が。
W「おぉ!!隊長!やっぱり来てくれたか!ありがとう!でこれ見てよ!!」
となぜかケータイの写真を見せられる私。そこにはなぜか(ヴァンダレイ・シウバ)と肩を組んでニッコリ写っているWさんが。「早く入って!」となぜかせかされつつ地下の店へ。受付にて5000円払う。というより祓。クラッカーをわたされつつゴッタ煮状態のカウンターにてルービを。
店内では今か今かと登場を待っている様子の熱気の狂気の臭気の大気がムンのムンでした。
とりあえず知人達に挨の拶しつつ待っとりましたら来ました新郎新婦。ここで皆一斉にクラッカーをパンッ!!パンッ!!とやり始めたので私もクラッカーの線を引いたんですが...。『ススッ』という音だけでクラッカー音鳴らずでした...。
そしてお手元のグラスを持っての乾杯。私はあまりの人の多さにて人酔い。ルービ2杯にて帰りました。顔をだした事に意義があるんだと心に言いきかせながら...。
閉話次話。
<趣味>について最近考えている。私の趣味は(焚き火)なんですが、最近、(何かもうすこしアクティビティーあふれる趣味なんてないかしら?)なぞと考えとるわけです。私、焚き火の他に趣味といえば(読書)はたまた(革皮にて何やら製作)となるわけなんですがね、ここで考えたわけですよ。よわい33才になろうとしている男が体のひとつやふたつも動かさんでどうするのっしゃと!!
そこでの結論。
1.初期投資にあまり金がかからない物!!
  私、形からはいるタイプなので...。それにサーフィンとかになると金がねえ...。
2.あまりメジャーではない物!!
  私、人気があったり流行物には興味がないし...。
3.一人で出来る物!!
  基本的にいつも一人なもんで...。
ここで気付いたけど(物!!)じゃなく(事!!)だね。
よって海口脳をフル稼働させての答えが『ジョギンのグ』なのですよ!!『ジョギ』(親しみをこめてファーストネーム呼び)はイイ!!体脂肪が減るからね。あとは..あとは..。あとは?
ウーム...。という事で一思案中です。考えが決定しているのは今度給料がはいったらポルトガル語かスペイン語かドイツ語、はたまたイタリア語の辞書を買って伊語の他にもひとつ言語に挑もうかと思っとるわけです。(じゃあジョギのくだりはイラなかったのか?)
閉話次話。
顔はその人の全てがでるといっても過言ではないのでしょうか。
目は口ほどに物を言うといっても過言ではないでしょうか。
某日、いつも行ってる某バーへ。店には客はおらずバイトのMちゃんだけ。言うところによるとマスターはギックのリ腰にて暫くダウンとの事。この店のマスターは大のタイガースファンなので「ゲンゴロウマルヒロシ」の事なんかをきこうと思ったのだが今日はあきらめる。
「やっと2人っきりになれたね」と引かせるジョークなぞを言いながら小一時間。やっと来ましたお客様が女性2人。
Mちゃんと知り合いらしく軽口たたきつつなぜか私の横の席に。女性2人は前の店での話の続きらしき話をしたと思ったら注文。私の横には幸薄そうな女河童風。その隣に問題の性悪目つきギロリ女。
私は店のMちゃんと会話しとったんだすが、すぐ横に座ってる2人の会話も聞くとはなしにきこえちゃったりきこえなかったりしてたりしなかったり...。
ギロリ女「○△×さんはダメだよね。もっとハッキリ言わないとさあ、下についてる人達がカワイソウだよ」
Mちゃんとは以前バイトしていた店で一緒だったらしく、
M「この前△×さん来たよ」
ギロリ「あ〜、あの人ダメ!!私キライなんだよねえ」
以下...。
「ねえM、ちょっと下向いてみ。ほら二重アゴになってんじゃん!デブだねえ」
「ねえそこのふとってる人!ベーコン食いすぎだよ」
「しっかしふとったよねえ。ブクブクじゃん」
などなどなど...。
とくに気にしてないようなMちゃんをしりめにだんだんと私ムカムカしてきまして帰りました。
帰りぎわエレベーターまで見送ってくれるMちゃんは私のムカムカ度を察したのか「何かスミマセンでしたね」と何だかわからんが謝っとりました。
以前飲み食いした知人女性も辛口だったですが、このギロリ女との共通点というのが《目》なんですよお!!
人を殺す目といいますか、殺した事がある目といいますか...。世の中に不満がアリアリ!全て自分の思うとおりにならないと気がスマなイ!というのが顔(目)にでておりました。私、霊感的なもんをあいにく持ちあわせてないんですが、感覚としてこのギロリ女からは(負のオーラ)がダボダボ溢れでとりましたよ。
某有名ジーンズショップで働いとるみたいですが、こいつには接客してほしくないなあ俺。
閉話次話。
去年だったか昨年だったか忘れたがフロンターレの選手が女性宅に不法侵入したかなんかで逮捕されたんだ。んでもって刑を終えたのか刑にならなかったのか忘れたが、フト気付くとコノ方、ヴァンフォーレにてバリバリ活躍してんでやんの!?ポジションもコンバートされてDFからFWへ。
いいよね。力があるヤツは。くわしい事は知らん。本当にヤったのかヤってないのかわからんけど、サッカーでは必要とされるチームがあってそこに拾ってもらっての大活躍。イイんでないのスか!?
んでもって本日夕方のニュースを観ていたらばジュビロの某菊地...。18才未満に手だしちゃって逮捕されたらしいね。しかも車につれこんで!しかもムリヤリ金ニギらせてたらしいじゃん。U-22代表っスよ!?良いプレーヤーだと思っとったんスがねえ...。
しかししかししかし!!フロンターレの某茂原の例をとりますと、解雇→拾われる→コンバート→大活躍という図式になります。私の予想としましては、某菊地は確かMFかDFだったんスが、一度だけGK退場の事態に急遽GKをやった事がありましたのでGKへコンバート!!
解雇されたフロンターレのチームカラーは水色と黒。(犯罪者心理を表すようなカラーではありますが...)拾われたヴァンフォーレのチームカラーは青です。という事を考えますと、ジュビロを解雇された(これ書いてる時はまだ発表されてないがまあ確実されるでしょう)某菊地は多分ヴァンフォーレに拾われるのではないかと私考えとるんです。ジュビロは水色だからね。ちなみにフロンターレは(前へ)とか(まっすぐ)とかいう意味です。いやはや深いっスねえ。女性宅へGO!体を張っての死守っスか。ジュビロは確か(歓喜)だったような。車内での喜び!歳なんて関係ないぜ!俺はゴールを決めたいんだ的若さあふれる行動に寒気がいたします。
この2人は恵まれてます。サッカーの実力、才能があるから拾ってもらえるんです。(某菊地はまだか)
これが一般の人達だったらどうでしょうか?普通に拾ってもらえるのでしょうか?まあ某茂原にしたって思うところはあって私なんぞにはわからない苦労があるのでしょうが、何も秀でる物がない人達(私もふくめて)はこうもうまく拾ってもらえるもんなんでしょうか?何か秀でる物がないとダメな社会なんスかねぇ?要は嫉妬です。
(fin)



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