みんなサムサが悪いんや!!
携帯の電池の減りが早いのは慣れたもので、線のやり取り中にみるみる減って要充電になっても舌打ち一つで済む。暖かくなれば解消される、もう3年目で分かっているから。でもいつかはそれも通用しなくなるから買い替えになる。
今冬は某日、パソコンが不具合。就寝中の音楽ソフト付けっ放しはいつものこと、目覚めてそれを消してさて、本日はHPの更新を..と事前に作成済のファイルを転送すべくUSBを挿す。この流れるような一連の作業が、寒さでパフォーマンスの低下したCPUのご機嫌を損ねる。あれ?ファイルが開かないぞ。一向に反応しないから急に不安になり、スタートボタンを押すも反応なし。うわ、何かトラブルっぽい..嫌な予感は的中し、エラー画面が登場。英語だからよく分からぬが押せるボタンを押しても同じ画面をループするだけ。強制終了して再起動しても状況変わらず。仕様なくコードをスマホに読ませると、日本語で出てきた対処法はハードディスクの交換(推奨)と..。えー!?こんなあっけなく死んぢゃうの!?
原付も冬場はエンジンの掛かりが悪い。液体じゃなく機械なんだからー20℃〜80℃ぐらいまで許容してくれんかね。頭でそう考えているのでこの「寒さ」が原因ての承服しかねる。しかし現実は「壊れて」いる..。
修理に出すか、買い替えるか。本日休みだが休日なので気が進まない。平日持っていくか..その間困ることは..無い、な。HPの更新は家人のパソコンを拝借して済んだ。文章作成はともかくその他の作業は全て8機で行っている。音楽ソフトも容量の関係で8機の方が充実しているし、ネットもスマホで見られるわけだし..。この機ハコ器の必要意義をも一度考え直そうか。ともかく今日は常の休みを..と散歩に出る。100均に寄る途中にあるパソコン教室を眺める。休日だからか客はおらず、カウンターに「修理受付」の文字。ん?混んで、ない。修理、やってる。徒歩で、持ち込める。
善は急げ、か?どうせヒマだし。思い切って自宅へ戻り、パソコンを持ち出す。恐る恐る受付のベルを鳴らすと..。待ち時間ゼロで対応が始まった。不具合の内容を説明すべくパソコンを立ち上げる。海外メーカーなので店員さんも得手では無いようだったので状況だけ。すると暖房の効いた店内だったからか、新しい画面が出てくる。英語だからよく分からぬが少なくともエラー表示のループから一歩抜け出しているし、読めぬがリカバーの文字が見える。
ここが運命の分かれ道、自力復活を信じて持ち帰るか。取った行動は「丸投げ」。ダメならまた持って来なけりゃならんし、「だから任せてくれれば」の冷笑も見えそうだ。シロウトはプロに任すべし。
その夜の連絡で「復旧出来そう」とのこと。翌日には「復旧出来るのでやってよいか。料金は5ケタいかないぐらい(編注:ボカシてマス)」「お願いします!」
買い替えに比べりゃ安いもの。初期化もせずに済んだし、ちょいと払って今まで通り。と、胸をなで下ろしたものの..結果を見てややモヤモヤ。「今まで通り」が履歴まで残っているとなると..やっぱり、「寒さ」で機嫌が悪くなってた程度のトラブルだったんじゃないか。リカバー画面からすぐ復旧出来てたんじゃないか。この料金は技術料じゃなく、つまりは人件費、1日分の日当を肩代わりしただけじゃないのか。
仕方ない、授業料だ。原付だってタイヤ交換の実費じゃなく作業料で片手いくんだから。そうだ、原付の前輪も「換えないと」言われてるんだった..。
黒のイヤホンがそれしか無かったのだ。
色分けする要も無いのだが延長コードが黒なので色違いはバランスが悪い。100均で買う消耗品扱いだから「いつもの」で良いのに進化が止まらない。今回行ったら黒のステレオの開放タイプの1.5m(このくらいのこだわりは常用しているからある)は「高性能」と書かれたものしか無かった。何がスゴイのか。穴が2つづつ空いていて、立体的に音が聞こえる、の?ともかくそれで、開放タイプなのに左右が決まっている。逆に付けると聞こえが悪い。聞こえなくもないのが困ったちゃん。穴が1つ塞がってしまうから?人声が聞こえず裏のBGMだけ聞こえてきたりと実に高性能..。私はこれで、テレビを流し見したいのよ。早朝目が覚めてしまって起床時間まで半寝状態でワイドショーを「聞く」のに使いたいのよ。傍らのイヤホンを手繰り寄せて耳に詰める。この作業に「どっちが右だっけ?」なんて考えたくもないのよ。音量低くしてたっけ?ニュース見てたはずなのに全然アナウンサーしゃべんないな、なんて判断付かないのよ。という経緯を経て、「早く壊れないかな」としか思っていない。ほんとに、進化、イラナイ。
節約に関する一考察。
コンビニでガムを買う。珍しいことではないのだが今回、改めて値段を見て「高価くなったなあ!」。150円近いのに驚く。といって100円越える値段になって相当経っているから10円20円の世界。
日々の買い物においてもほぼその程度で、積み上がって会計になっても100円200円。月で1万円越える額にはならないから飲みにも出ない昨今、削られているわけではないのか。当然貯まりもしないけど。
それにしても支払額って年々増えているよなあ。レシートを眺めていると単価100円切る買い物など十年も前の話。今や年に一度あるか無いかである(昨年は1回あった)。値引き品も買って、節約しているつもりなんだがなあ..と思っていた。
個人的な考え方としては、定価で買ったつもり、マイナス値引き額でお茶付いた、酒付いた、とおまけ感覚。飲料は生活必需品だからその分節約出来ているという意識であったのだが。
元々、値引き品や底値を好んで買う人種なので値上がり分を吸収しておらぬ。そして値引き「額」を見てみても、どうも大した話ではなさそうな。
例えば400円の総菜を半額で3つ買ったとする。1200円が600円に!600円も得した!と、勿論ホクホクではあるが、そもそも1200円の食事って豪勢じゃない?外食じゃん、と。切り詰めるなら500円の弁当1個で収めるべきで、それが半額で買えたというなら250円で1食、600円も得したはずの晩飯よりさらに350円も「節約」出来たと、ようやくここまで来れば浮かせたと言える。数字のマジック。
かつては大食いだからいつもの値段で倍買えた、定価で満腹になったことで節約出来ているという考え方だったのだ。そこまで食べられなくなった現在、量が減ったから自然と切り詰められているはずが単価が上がったので総額は変わらず。寧ろ、底値の揚げ物を避けるようになったから支払いは増えている。
コロッケと総菜パン、もっと乱暴にスナック菓子を買っていれば良かった時代から贅沢になったというより、その食生活を続けていれば身体ボロボロになってしまうという不可避な変節(すでに手遅れか?)。
将来的な病院代、治療代を踏まえれば魚が安かったら単価がケタ違いでもそちらを購入すべき。
お気に入りのチーズを底値で買うために遠くのドラストへ移動。50円違うからやっぱり買うならこっちが良い。そこまでの往復ガソリン代と、見合ってる?
あと10分待てばもう一段値下げされる、分かっているから車で待機。その間のタバコ代、冷暖房代はともかく。いざ入ったらそもそも売り場がすっからかん。定価で買って負け戦..と思いきや、これでいいやのスタンダードメニューが一番安い買い物だったり。
そういう日々を繰り返していると、値引き品買い、安物買いって節約でも無いのかもなあと自得してくる。お金のためというより、メニューを限定して選びやすくしてくれる動機付け程度の話。調理不可の条件の中で、今日は何食べようを絞り込んでくれる手間省きがメリットと言え、節約出来るのは「時間」である。
西原夫の言う「金なんざ何ぼ出してもいい、時間を買うんじゃ!」という金持ちの思考に近付いたような気がする。5ケタくらい規模の違う話ではあるが..。
んがしかし。そうして工面した貴重な時間を何に使うかと言えばほぼゴロ寝。小人閑居して不善を為すのもまた真理成哉。甲斐性が育たんわけだ。