実に悩ましいけど結論は「今年も見送り」..。
最後に行った2泊3日の上京は記録が残っていて、予算5万円に対して7000円ほど浮かせたとある。
行きを高速バスにしたからほぼほぼその差額分のみで、交通費+宿泊費+滞在費でやっぱりそのぐらいの感覚。宿泊費を友人宅泊まりで浮かせ、さらに往復の交通費もバスにしていたから年に何度も行けてたんだなあと改めて思う。
前回こぼした通り、
『時間だけはあって、何より安いが一番。ここまでは激しく同意も着くのが(出るのが)夜中だろうが朝方だろうが一向平気という体力はもう無い。(中略)昼に出て最速チェックイン、ギリギリに出て日が暮れる前には帰宅。こんな旅を最近もしたばかりである。
今や新幹線移動は必須事項で友人宅泊まりもこちらが気兼ねする。飲み代程度の額ではもはや収まらない、とは言え友人との邂逅はプライスレス。歳相応にケチらず行きたいところ..。』
こんな感じで節約出来る若さが失われた今、相応の出費は致し方無しのはずが。
ついに再開した510ならぬ「全国旅行支援(全国割)」は、「交通費込み」の旅行パックだと最大8000円引き(40%)プラスクーポン3000円(平日)の1万1千円まで割り引くと。
となれば近場旅行が馬鹿々々しい。定宿も割引込みで1万弱と面白味の無いプランで固まっていて、しかしかなりの人気ぶり(の様子)。混み混みの風呂では甲斐無し。
いよいよ「遠出」の機会到来。新幹線往復付き宿泊プランって、そこそこあるよなあ。今までは「往復じゃなくていい」「ビジネスの底値の方が安い」とそこより安く上げることを目標にしていたから考慮に入れていなかったが、「往復じゃなきゃムリ」「(お一人さま向け)ビジネス泊まりのセットもある」と希望に合致しているので寧ろ利用したい。そこへこの全国割である。
試算では前回と全く同じ旅程でプランは35200円提示。都合よく解釈すると8000円引きのクーポンが3000円×2日=6000円で実質21200円。滞在費はこれで賄える自信があるから半額で行けてしまう。
しかしここで失われた2年半が影を落とす。上京したい理由が無くなってきている。
友人との邂逅はやっぱりまだ遠慮したい。泊まりは論外として、夜(飲み)のご相伴も都内の某店複数利用..リスクが未知数。そして相手の都合が合うのは間違いなく週末で、旅行プランは最高値。再会の為の「全国割」というのは現状見送り案件。
そうなると破格とは言え近場旅行の比ではない金額、それを使って行って何をする?実は行きたい場所というのが一つ残っていて、それは友人宅からも比較的近いので、行ったら行ったで楽しめて、平日であっても流れで一献だけ、も期待できるところだったのだが..。今春残念ながら幕を下ろした..。前回と同じ旅程もさすがに面白味が無い。
では観光旅行に切り替えようか。飛行機、これを使えば対象範囲がグッと広がる。しかも1万1千円割引きとなれば大概行けてしまうのではないか。ムムッ、直行便(行き先)が限られている。お手頃値ごろは北海道だが寒い時期に凍える場所を訪れる気になれないお年頃。
そして日程の問題。例年通り2週に分けての連休だが、祝日が入っていたり家人との絡み(引きこもりというわけにもいかず、飛び出っ放しもカドが立つ)があってあれもこれもと広げられない状況。厳選された2泊3日、日程が決まればまた別の不安が頭をよぎる。当日「具合が悪く」なったらやっぱり中止だよなあ..。当然早めの予約が有利なのだが、こればっかりは近くならないと自信が持てない。
某朝。調子がぼんやりと悪く、朝食がなかなか喉を通らない。寝不足ってわけでもないんだが..熱は無いので鬱々と出勤準備に入り、昨夜の残骸を片付けていてハタと思い至る。主食抜きだから軽めとばかり思っていた内訳は「マグロカツ」と「ハムカツ」(の、値引き品)..。完全に油もたれ、胃もたれぢゃん..。こんな日常の体たらくで1月も前の予定が立てられるか。そして直前ともなればキャンセル料とのせめぎ合い。
出掛けずに籠るとして、やりたい事と言えばタイヤ交換、ワクチン接種、部屋ソージ..?常の休日で事足りることばかり。うーん、やっぱりどこかへ行くのは義務か。なんて10日ほどグズグズとしていたら。
詳細がはっきりしてきて、誤解していた部分があった事に気付く。最大8千円引きはプラン全体に対してではなく、1泊当たりだった。つまり前述の35200円プランは2泊3日なので40%引き=14000円引き+クーポン6000円分の実質15200円で2泊3日。2万円引き=交通費がタダになる!?
これは..これは正直近場なんて言ってる場合じゃない。面白味云々よりとりあえず行くべし!
慌てて押さえに掛かるとすでにパニックが始まっていて、あ、あれ?先日この目で見たはずの35200円プランに何故かたどり着けない。いつの間にか「連泊プラン」の項目が無くなっていて、1泊2日しか予約が取れない状況に。すでに始まっている地方は続々と「予算到達」「受付終了」が出ている。本家なら..とサイトを変えてみると目当ての宿(大浴場付き)が入っておらず、場所が微妙に遠い。それでも..と妥協しかけて予約を進めてみると、キャンセル料ならぬ「取り消し料」が3週前から発生すると(電車チケットの方か?)。これではとりあえず押さえておいてと軽々に行けぬ。近場でもいいか、移動だけイベントの近県でもいいかとこの2年半のリピートまで検討するも公式、旅行サイトとも「アクセス集中に付き時間を置いてお試しください」と画面が表示すらされず..。
「ここまで混んでいる中で泊まったところで!」天邪鬼発動。
567が収まった訳じゃ無し。世間様から外れたところで生きていきます..。自宅警備で年末の英気を養うことに..。
前述の揚げ物だけ夕食に代表されるように、主食抜きメニューいよいよ平気になってきた。567の時短ので外食チェーンから遠ざかり、選択肢が大幅に削られて閉口していたがここ1年はスーパー通いで全く苦痛を感じない。
これは身体が慣れたからではなく、思考がポジティブに切り替わったせい。つまり3日に2日の勤務後の食事を「晩飯」と捉えるのでは無く、「晩酌」と捉えればつまみだけで十分。寧ろほぼ毎日「千ベロ」出来る生活と考えれば夢のような日々。値引き惣菜が売り切れていてもささみ、納豆、こんにゃく、キムチetc...正規品で事足りる。極端な話スナック菓子で済ませてもいいのだ。となれば割高&品数の少ないコンビニ通いも無くなり、代わりに深夜営業のドラッグストアも行きつけに。弁当、おにぎりは無くともパンとチーズ、ハムはある(酒も!)。
しかし単価100円切る買物が出来たら勝利。かつてのボーダーはいよいよ厳しくなってきた。諸物価上がって98円ラインが軒並み108円、118円、138円!?に。缶チューハイも例外では無く、こうなると都度買い気分買いとしては判断に迷う。ほぼ全て98円(以下)なのを適当に漁っていたのが飲みたいけど138円か..あっちの店では108円だったのにここは118円か..戻るの面倒だが..など、手の引っ込む要因が増える。こうなると有難いPB商品。踏ん張って価格据え置きで88円、上がったけど何とか98円。だけどやっぱりラインナップは限られているので買い続けるのは無理。というより寧ろ..PBの500ml缶が118円ならこっちで良くない?と。NBの35缶買うならPBの500mlを付けて、これで35缶2本の値段で150mlお得!?というもはやわけのわからない理論で購入。1日2缶という酒量が慣習づいていて、値段的にも1本100円という意識が拭えないので高くなった=増量という抵抗で誤魔化している。
原価が上がっているのだから店が儲けているわけでなく、給料が上がることはもちろんなく、それで支払いのベースが上がっているのに酒量は増える?悪循環であることは間違いない。