久しぶりに「メチャいけ」を観る。裏で「ブラタモ」やっていたかも知れないがその週(と、翌週)だけあえてこちらを録画しておいた。で、オリムピック観戦が終わってすぐさま観る。
放送直後にネットであれこれ取り上げられていたが、見出しを眺めるのに留め、ともかくどういう出方になるのかを新鮮な思いで眺めたかった。極楽・山本の復帰ドキュメントバラエティである。
今さら?の思いがあったから、やはり意外だったのは、芸人として云々より人間として、慕う後輩、復帰を願うメンバーの多さであった。そして往時のコーナーを振り返り、実にいいキャラクターだったことを再確認する。そうして涙涙の禊をこちらも滂沱の涙と共に眺め、変わらないコンビのノリに安堵の笑いで観終わることが出来た。
往年のファンからすれば満足納得の回であろう。但し彼が今後芸人として復活出来るかどうかはもはや興味が無い。20周年の本丸、バカテストの回は裏番組が無かったのに録画せず。中年が観て楽しめる番組ではない。新規視聴者の獲得に努めて欲しい。
某公共放送朝の連ドラ「あまちゃん」が終わってしまい、喪失感に襲われた「あまロス」。ドラマなぞ思春期過ぎた頃からマトモに観ていない者が感じられる感情では無いと思っていたが。何と「ととロス」に罹っていた?
CMがうっとおしくて気が付けば公共放送を流しっぱ、と以前書いたが、そんなわけで朝の連ドラも夢うつつの朝と昼の再放送をブツ切りながらちょこちょこ流し見している。わけて前シリーズである「とと姉ちゃん」に関してだけ何故ロストシンドローム?
学生時代の一応の志望であった雑誌編集が舞台であったから、唐沢くんがいい演技してたから、ハッピーエンドの最終回を観たから、等々思い付くが、そもそも「ととロス」と気付いたのは久しぶりに主題歌を聴いた瞬間であった。宇多田ヒカルが6年ぶりのアルバムのPRにメディア露出を始めて、掛かった曲がこれだった。
もう堪らなく、取るも取りあえずネットで曲を聴く。ジーンと、シビレル。
内容云々、観てたから、ではなく冒頭のこの主題歌にわし掴みにされていたのだ。ブランクあって声も(歌詞も)変わったというのにまんまと魅せられる、恐るべし。
最後に買ったCDが彼女のファーストベストというのはちょっと誇らしい過去。
連休も無く飲みに行けてないので独り飲みに拍車が掛かる。隊長とも日程が合わなかったりでこの夏一度も行けなかった。彼は外へ出て行く(今号記事参照)タイプで、私は専ら家飲み。
で拍車が掛かっているのはつまみ、の単価である。酒はもう、だいぶ期間が過ぎて売るに売れなくなったものを捨て値で手に入れられるようになっているから、ちょこちょこカップ酒は止まっていて日本酒も一升瓶買い。涼しく(寒く)なってきて発泡酒から入らなくともいい季節になり、そうなるとつまみ+酒で千ベロの予算が酒代を考えなくて良くなったのでちょっと、贅沢になる。先日はコンビニで地鶏のおつまみパック398円を購入。スーパーで、グラム98円以下の鶏の竜田揚げを見つけると迷わずカゴに放り込んで、それ以外は購入に悩んでいたような人間が、お得感のまるで無い代物に魅かれ買っているのは、宮崎地鶏じとっこを食べて改めてその歯応え、旨みに納得したから。言ってもコンビニ仕様、カットした余りの切れ端を集めて売っているような塩焼きだったが、それでもやっぱり、美味い..!
スーパーでも値引き品を眺めて本日のラインナップを決めていたのが、気に入ったものが無ければ定価のお気に入り(最近は鮭の塩麹漬けなど)を手に取る。繰り返すがグラム100円基準だったのが単価300円前後まで引き上がってきている。ん?去年も同じ事言っていたような..何とも安い独身貴族。
勢い余って外飲みへ。「肉フェス」に出向く。広告で肉100%バーガーなる夢のような商品を見て、開催中に休みがあり、隊長を誘いたかったのだがそんなに食べる人ではないし、週末は仕事だろうな、えーい、ジャズフェスに行けなかった(で飲めなかった)鬱憤を晴らすべく一人で行ってしまえ!行動的になれたのは数年前に東京で座長とたまたま公園でやっていたケバブフェスタに立ち寄り、雰囲気を知っていたから。しっかりと、途中のコンビニで酒は買い込み、入り口でパンフレットを貰い早速一瞥。持ち込み不可を確認すると会場の一歩外(同じ公園内)にて発泡酒をあおりつつ購買品を物色。学園祭に来たような感覚は嫌いじゃないね。お目当ての肉バーガーと、お、ケバブがある。うーん、折角出向いたのだからもう一つ..悩みに悩んで1本で7つの部位が食べられるという牛串に、決めた!
後は淡々と行列に並び(それほどでもない)これらを購入。ケバブは1店だけの出店ということもあり、テンインサーンは陽気にまくし立てているものの、ケバブオンリーフェスのように「マダマダ〜!マダマダ〜!」と肉を詰めまくり盛りまくることもなく。量には不満だったが味はやっぱり美味しい!ハンバーガーよりよっぽど受けそうなんだけど、これで700円ではねえ..。並んでいる最中にケバブを平らげ、肉バーガーと牛串を抱えて再び会場の外へ。まあ一人なのであっさりしたもの。でようやく飲みながらじっくりと味わって食べる。
うーん、はあ、まあ。肉に情熱を傾けられた年代は過ぎ去ったというべきか。野菜が入っていたケバブが一番美味しかったと感じてしまう。わずか1時間弱で3500円(+お酒)消費である。家飲みどころでなく、飲み屋と比べてしまう。まともにお酒も買っていたら、おや熟成肉の食べ放題100分が行けているじゃないか。
食フェスは一人で行って堪能出来るタイプではない。たまたま、ツレと通り掛かったらやっていて、冷やかしで入ってちょこっと散財してお祭り気分を味わう、そんな偶発的なものでいいという結論。