B&Bといっても「モミジまんじゅう」ではない。懲りもせず続く。
物を、売る側から言って昨今の景品付き商品は少々憎い。というのは「モミモミ」「カタカタ」「ナデナデ」(注)が多発するからで、そんな事に目クジラを立てるのも何だが、好きにさせておくのは腹立たしい。メーカーはその辺どう考えているのか、売れればいいの典型だなこれはと軽蔑しているのだが..。何が入っているか、例えば番号で教えてくれるのは正直面白味がない。何だかんだいってこの「射幸的」な買い物を、消費者としては楽しんでいる。
(注)語感のままだと肩方面の仕事に聞こえるが、これは景品の中味を絞り込もうというテクニック。順にex.ペプシ、チョコエッグ、遊戯王。
といって先の行為に理解を示す訳ではない。コンプリートを目指す、レア物をゲットする意識はさらさらない。何となく買って、一喜一憂。いつの間にか棚の一隅に無茶苦茶な世界が広がっている。動物がいて、恐竜がいて、ねずみ男がいてデビルマンがいる、そんな世界。
「久し振り」に駅前に出て、バイクを停めて半日後。バイクが無い。駐禁でレッカー移動。隣駅までトボトボと、返してもらうのに金を払う。それはまあ仕方の無い事。当日昼過ぎに友人Mから電話。夕方折り返すも応答無し。それで警察に出頭。手続き中、受け付けに電話。私と同じ身分(駐車違反)からの問い合わせ。「それではお名前をお願いします。」「..M田、D夫(仮名)さんですね。」何と電話のあった友人と同姓同名。「え?ひょっとして電話ってこれの事だったの?」奴は都内なれどこちら側の住人では無し。バイクも所持しておらず。偶然とはこの事。意味は無し。
台風15号が関東上陸。テレビは終日それを伝える。いつもならイライラの元凶になる「現地からのリポート」(注)も本日は問題無し。「うわっ、ここ(家)と一緒じゃん。」絶対安全下から見る災害は娯楽。しかし直撃で思った事。「暴風でトタンでも飛んできて、ガラス窓壊れたらシャレなんないだろうな。」恐怖の裏返しの笑いがかき消される可能性を認識。
(注)レポーター「こちら何とか海岸です。ものすごい風と雨がもうまさに..叩きつけるような感じで..ウワッ!危ない!波がすぐそばまで..以上現場から..」アナウンサー「台風接近で、何を注意しなければいけませんか?気象予報士の高田さん(仮名)。」高田さん「はい、海岸付近では高潮の警戒が必要で..」俺「じゃああんなリポートさせんなよ!」
台風一過。不眠の娯楽無し。と思いきやアメリカ同時テロ。再びテレビに釘付け。ベストアングルからの旅客機激突シーン。火災、崩落。「ノー!」「オーマイガッ!」生英語が聞こえる。不謹慎ではある。「湾岸戦争時を思い出す、映画を見るような非現実的な映像」。???そうは思わなかった。むしろ「映画のようなトンでもない状況が現実に起こる」恐怖を感じた。かつて、小説の世界ではT.ハリスが「ブラックサンデー」という作品で大規模テロを成功させた。現実でも同程度のテロは起こりえた。町中に出るのが少しだけ恐くなったのは事実。
「Mr.ブー」3週連続放映(テレ東土曜深夜)。懐かしい。香港映画はこの辺りからアクションコメディーを進化させた。ついで「プロジェクト・イーグル」(テレ東日曜昼)。ジャッキーはさらなるアクションで香港映画を世界に広めた。しかしアクション以外の部分はハリウッドの追随だったとも言える。風俗を的確に捉えている作品は、このホイ3兄弟による作品が最後になってしまった。(根拠ナシ)