あくまでも強気のコミキュー
「COMIC CUE」Vol.7(イースト・プレス)は予告と違い「ロボット特集」。でもって全くテーマに関係無い作品も掲載。季刊誌としての方向が見えてきたか。メジャー誌はどこまでも低姿勢、マイナー誌はいつまでも低調の中にあって、コミキューはあくまでも強気で好調のようだ。
究極の寝酒本は
これになるのではないだろうか?いしいひさいち「となりの山田くん」全集1〜3(徳間書店)である。「朝日新聞」朝刊に連載中の、「最も有名な」4コマ漫画と言える本作品(現在は「ののちゃん」に改題)。映画化に伴って発刊されたこの全集は、一巻につき約2年分、700本余を収録。前に述べた通り、4コマの利点はどこから読んでも、どこでやめても構わない気楽な形態にある。新聞紙の4コマであるから多少の時事性はあるものの、サザエさんの如き日常生活を描写することに重きを置いた本作は、まさに一日の始まりにふさわしく、まとめて読むと一日の終わりにとてもよろしい。一気に読むには半日もかかりそうな分量。寝る前の5分に眺めれば、この「ありそうでない日常」は心地よい安らぎへ末永く我々を導くだろう。
個人的情報数篇
どう思う?
『はじめまして。もう少ししたら3人目の子どもが生まれます。夫の子ではないので2人の子どもを連れて家出しちゃいました。私の前の夫を見かけた人はぜひ「はやく離婚して親権を渡してあげなさい」とか「3人目を安心して産ましてやろうとは思わないのか」とか声をかけて欲しいです。一応妊婦には席を譲るとかさー、その程度の気持ちはあってもいいと思いませんか。』(「CUTiE
comic」誌12月号(宝島社) 内田春菊さんの近況)........このコメントだけで判断を下すのは難しいものがあるが.....内田春菊は実際に、(ダイレクトに!)このような難題を吹っかける。という事で、「私たちは繁殖している」、4度の再開。(「みこすり半劇場」誌(竹書房)次号より)
年商の1万分の1は...
11月2日。飲んで帰ってテレビをつけたら、「トゥナイト2」に見た顔が。出ましたまんだらけ〜(今田風)。古川益三氏を取り上げていました。稀少本の話で、何と「ひゅーじょんぷろだくと」の三好寛氏が北野誠に取材されているし...。自分の中でちょっとヒットでした。にしても「まんだらけ」は現在年商30億の業者。ホンの少しは俺のおかげとも...言えないか。