マスブチのハっとしてグー 第7回

(初出:第12号 98.2.6)

仙台のスーパースターの増淵です。さてさて97年も終わりましたけど、下半期増淵ポップチャートを振り替えって見ましょう。

ヒックスビル

コミカルなビジュアルの3人組だが、ガレージバンド歴が長く、ライブでの「遊び」はかなりイケてる。音は...ポップ。同じ男女比率のドリカムが冬なら彼等は夏ってことで。

Swinging Popsicle

これもかなり正統派のポップ。まだ12cmシングルが2枚程度しかないけど、歌唱力がある人のポップは全然軽くはない。同じポップでも感情の込め方や歌唱力で歌謡曲になってしまうのだ。ついでにジャケがかわいい。去年の海に行くときはいつも車に掛けていた様な曲たち。

ホフディラン

これは...フォークロックポップって感じのポップですか?音にストーンズありビートルズありの、さらに遊んだコーラスで、遊び心が豊富。歌詞の内容は渡部さんのすっごい素直なものと、ユウヒさんのでっかい世界の2種類あって、絶妙に組み合わせの美な訳である。世の中っていいねって曲たち。

Neil&Ilaiza

音はスミスがもっとソフトになった感じ。壊れたポップっつー曲もある。実際アルバムタイトルが「ジョニー・マー?」なんだけどなんと堀江さんはスミス聞いたことないときに作ったらしい。すっげーいいかげんなタイトル〜。

以上ですけど、なんでいつもこういう記事になってんだろう...おれ。

 
 

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