ドキドキ東京(な、な、な、正義)編 第252回

(初出:第259号 19.1.20)


Guarda. 時計。という事で始まあり。
大変っつうかなんつうか・・・・。
正門事件以来ビミョーな感じがぬぐえないままとりあえず働いとります私な人ですよ。
某日。クソ大将休みで社員が私だけ。午後のパートはダブルスパイことブーちゃんの日。
このブ。12時からなのに11時すぎに出勤してくるんスよ。何するわけでもなく着替え部屋にて待機しとりまして11時半すぎるとタイムカードを押して待機。午前パートのオババ達がもどってきてから働き始めるんス。午前パートのオババ達は12時10分〜15分ぐらいにもどってくるんスね。(12時にはもどって来てOKといくら言ってもかならずちょっとおくれてもどってくる)大会などでバタバタして頃合いみあやまり〜ので12時半頃もどってくることもあるんスがブタはかならず午前パートがもどってこないと働きださないんスよ。(誰が何といおーとも、再三注意してもダメなんス)
まあ、とにかくダメな子なんスけどね、私はただの世間話の相手としか思っとらんわけなんス。なのでいつも世間話をしとるわけなんスが某日は・・・・。
タイムカード押しに来たブが何やらプリプリと怒っとるんス。こういう事はままあるのでムシしとったんスがねえ・・・・。
ブ「門の事聞いてますか!?」
私「?」
ブ「今日みたいに風が強い日は駐車場側の門は石でストッパーしとかないとダメじゃないですか!?」
私「ハァ?」
ブ「ストッパーしとかないと倒れますよ!?私、いつもストッパーかけてるんですけどそれって頭にいれてます!?注意して見てますか!?」
私「・・・・。言ってる事がよくわかんねえけど・・・・。」
いわく、風の強い日に正門じゃないもひとつの門が倒れるから石で動かないようにしてるの知ってっか!?気にしてっか!?これやってるのは私だけ!!いっつも私だけ!!なぜ皆、気にしないのか!?私だけの仕事(?)じゃないだろ!!と言う事みたいっス・・・・。
う〜んと・・・・。何と言ったらいいのか・・・・。
ブ「ちゃんとやって下さいね!!!」
バダンッ!!とドア閉めて行ったんスが何だろこのブタ・・・・。
駐車場側の門は正門とは形が違っていて、いわゆるベタな学校の正門的な感じの門なんスよ。歩道に面していますが両脇に門柱があり、レールの間には門と連結するストッパーがありまして倒れないようになっとるんスよ。風が強い日などは動いてしまい閉まっちまうことがあるので車輪止め的に石にて動かないようにしとるんス。(元々ゴム製のドアストッパー的なのがあったのだがぬすまれた)歩道には門側に白いガードレール的パイプのやつがあるために、もしこの門が倒れても歩道にはいかないようになっとるんスよ。間隔もあいてるので。一体このブタは何を心配してるのかまったくわからなかったんスけど・・・・。
プリプリ怒っとるブタをおいかけたわけではないが私は下でタバコ吸うべくおりたんス。何やらプリプリしとりますしブツブツ言っとるブが・・・・。
ブ「昨日、△さんと□さんには私から強めに言っといたんですよ!!大将にも話したんで海さんにも伝わってるかと思ったんですが言ってなかったんですね」
私(別に言うほどのことじゃねえし・・・・)「何も聞いてねえよ」
ブ「前々から気にしてるのって私だけなんですよ!!」
私「そうかい?皆、いそがしいからそれだけ気にしてるってのはねえぞ」
ブ「でも!!もしも倒れたらどうするんですか!?」
私、ストッパーがあるために倒れないようになってる事などをとうとうと説明したんだが・・・・。『でも』『けど』『もしも』と、とにかくそれだけでして・・・・。
私「俺は正門事件があるから門の事はアッチには言えねえからお前が言えばいいんじゃね?」
ブ「でもそれは私が言う事じゃ・・・・」
私「あ゛あ゛!?それだけ心配して考えてるんだったらお前から直でアッチに言って何か対策してもらえばいいだろうが?」
ブ「でもそれは責任者の仕事でしょ!?」
私「いいって!かまわねえから言ってこいって!」
ブ「でも、いつ倒れてもおかしくないぐらいの風だし、皆に共通認識をもってもらわないと!!」
私「ちょっと見に行くか」
と2人で見に行くことに。とわいえ見ても何とも・・・・。開いてても閉まってても門の足?下?に地面に直結してるストッパー?があるので横には倒れないようになってんスけど・・・・。その事を再度説明したんだが・・・・。
ブ「でも、歩道側に倒れたら」
私「だから倒れないようになってっぺや!!」
ブ「でも可能性はゼロじゃないでしょ!?」
私「それ言ったらキリねえべや?いつ空が落ちてくるかわかんねえぞお前が言ってる理屈なら」
ブ「空?」
そんな超ムダな話をしてると救世主が!!
洗剤をもってきた係長が!!
係「どうした?」
私、今までの説明を。ブタ、プリプリしとりますよ・・・・。係長、ひととおり私の説明を聞き〜ので改めてブにも聞く。けどけどブの主張はあいもかわらず何言ってるのかよくわからないため係長の顔がみるみる怒りを押しころしてる感に・・・・。
係長もまったく私と同じ意見なんスがなぜかこの日のブタはとにかく『私だけが気にしてるのが納得出来ない!!』という事をとうとうと・・・・。
係「わかったんだけど、何で心配してるの?」
ブ「私は『もしも』の話をしてるんです!!!」
係「でも今まで倒れたことないんでしょ?」
ブ「ないですけど、けど、もしも倒れたら大変でしょ!?って言ってるんですよ!!!」
係「今まで倒れたことないわけだからそれは考えすぎだよ」
ブ「でも!!!もしも倒れたらどうするんですか!?会社的にも大変になりますよ!!」
係「会社のことはブは考えなくていいよ、大丈夫。それにもしも倒れたって自然の風って事は誰のせいでもないっちゃ。考えすぎなんだよ」
ブ「けどもしもって事があるでしょ!!!」
係「・・・・。」私「・・・・。」
結局・・・・。係長がパートさんにくばる注意喚起プリントを作ってくるという案でおさまりました。ってかおさまってねえけど・・・・。一体なぜコイツがここまで門が倒れる事を心配してるのかまったくわからねえっス・・・・。
それからというもの・・・・。私、ブタにシカトされてんスけど・・・・。
俺、何かしたかしら・・・・。
それから約1カ月。係長もプリントなんて作ってこねえんスけど・・・・。まあ、それはいいけどね。

(fin)



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