投げてないのにヒジ痛い

(初出:第351号 26.9.20)


使い倒したという点では納得の買い替え。
原付の前タイヤを触り空気を入れるタイミングを見定めて..早2年近く。しかし毎回「あれいつ以来だっけ?」と記憶が定かでない。3月置きくらいなら年数回レベル、まだ大丈夫。しかし後輪はその間一度も入れたこと無し。明らかに異空常気状漏態れ。いつかは..いつか。某日。天気頃良し、当てのない連休、ここか。何となく思い定めてバイク屋へ。空気を入れてもらってそのまま「どうも〜」といつもなら走り去るところ、こちらから「タイヤ、交換出来ますか」と水を向ける。「そう、ですねえ..亀裂入ってますし」どちらとも取れるような返答に、「どのくらい掛かります?」「前だけなんで30分もあれば」「いくらくらい?」「工賃入って5桁いかないです(※ボカシてマス)」「あ、じゃあお願いします!」と話を決める。
ここまで経ての出費に否やは無い。以降は久方ぶりに「今日はどこまで行こう?」とルンルンの出発。もっと早くすれば良いのに、耐えて凌いでからの憂い無しも捨て難し。

しかし元通りもつかの間、今夏Xデー来る。
エンジンの掛かりがずい分前から悪いと感じていたのに「寒いから」「動かしてないから」と高を括っていたら某日、何としても掛からなくなる。それでも原付が使えないなら軽に乗れば良いじゃない。まだ車を手放していないので傲慢な思考。暑いから機嫌悪いんだ、涼しくなったら掛かるさ。そこでバイク屋、持っていこう。これが酷暑治まって1週間後、10日後も全く変わらず。修理か..機会を伺って常の通り腰は重く、結局1月ほど放置してついに持って行ってもらう。
すると「あれこれやったけど掛かりません。部品交換してみるしかないんですが」との回答。そして「場合によると片手はいくことになりますが(※ボカシてマス)」との見積もりにウッ!となる。「それじゃ買い替えた方が..」との本音がよぎるも即答で「古いから仕方ないです、やれるだけやってみてください」「分かりました」。
正直なところ中古を越えた古々品だから諦めは付いているのだが、買い替えるなら予算は両手。半額なら..との瞬間判断。

前回、買い替えたのが21年の秋だった。期せずして「謙虚に5年持ったとして」の5年目でのトラブルだから一度は復活を試みてあげたい。そして次は電動自転車か、なんて考えていたようだけど昨今のルール厳格化に乗る気になれず。今度は少し新しめの買って最後にするか、なんて。
前回は代用として久々に自転車に乗ったけど、すでに自転車は存在しない。さらに時の流れを感じたのはお街に出るのに「公共交通機関」を使ったこと。雨が降る予報も降ってこないので傘も持たず停留所へ。通勤で時刻表は把握しているから待ち時間無し。いや百中九九定刻には来ないのだが、「その待ち時間が嫌で歩くより早く着く」ことを知ってしまったから。問題は帰り道。雨は降ったようだが止んでいる。今までなら考えるまでもなく歩いて帰るところ..足はバス停へ。買物したから、蒸し暑いから、傘持ってきてないから携帯濡れるの恐い、色々理由を付けるもそもそもバスで帰る前提で街ブラしていた。区間外だから定期は使えない、往復運賃払いは駐輪代の倍以上。つくづく「老いたな..」と思う。
その夜観た旅番組で、「2kmほどのところですが『熱中症対策』としてタクシーで向かいます」というナレーションに「それだ!」と激しく同意。「歩いても良い」のだが、昨夏徒歩移動で熱中症寸前までいき、目的地に辿り着くや真っ先に帰りのバスの時刻を確認したあのホロ苦い経験が意識下にあったのだ。「蒸し暑いから」が歩きを拒んだ理由で、熱中症リスクを回避したのだ。涼しくなったら雨降りでない限り、今まで通り歩いて往復するはず。・・・・。そういう天気の時は原付で行くか。やはり人間は低きに流れる者..。

その原付、「プラグ換えたらエンジン掛かりました」との事で、支払いは見積もりの半分以下で済む。それでも5桁超えだけど..維持費としては是非も無し。実際のところ直ったとはいえ掛かり具合はすでに微妙。「古いんで部品交換も物があるかどうか..」と店員さんも若干の含み持たせ。一応修理、やっぱりダメの流れなら前回の買い替えと全く同じ状況。後3年持ってくれれば個人的に満足出来る。何とか。


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やっと、と言うのか。。