アルミ蒸着          米

(初出:第349号 26.7.21)


出張で訪れた友人と一献飲りにお街へ。時間調整に入った古本屋で思わず凝視したのはQ.B.B.「古本屋台2」(本の雑誌社)。2!?続刊出てる!
この辺りが「ネットで全てを知ろうとしない」ロートルの醍醐味。初出を見ると2年も前。続き、やってたんだ..。後日読んでの感想はやっぱり、物語としては初巻で完結していて、その後の話はおまけの範疇(もしくは途中のエピソードを追加しただけ)だったが十二分に満足。
こうなると間近に迫ったメインエベントそっちのけで「爆買いモード」に。三上小又「ゆゆ式」(芳文社)は最近刊を発見。最新刊につき定価の200円引き程度。均一コーナーに深谷かほる「夜廻り猫」(講談社)の抜け巻。今や100均ではないがすでに全てが「プライスレス」。回ればもっと収穫あったろうが、時間頃良しでここまで。
外飲みは足にクルようになったので、粗相が恐くて自重している。なんて話をしながら気が付けば〆で3軒目。何かの会話の流れで「そういえば今日は豊作だった」なんてエコバックから調達した上記3作を開帳したら友人、エラく受けている。「やっぱりお前はこうだよなあ!」なんて、褒め言葉だか何だか、嬉しそうにタイトルやら中身をパラ読みしているのを見てこちらも満面の笑み。そして..。
「戻れるなら学生時代のお前の部屋に行きたいわ。読みたい漫画メチャクチャ置いてあったもんなあ!」
そうか、そう思ってくれているか。
年度代表作も読まず、トレンドを追うでもなく、しかし雑読みを止めないでいる私の読書遍歴を受け入れてくれる存在が実に有難い。そうだなあ、完璧を目指すとすれば友人の(かつての)愛読書を踏まえれば「コミキュー」に描いていた少女漫画家辺りが入っていれば尚良かったか。
すでに一生分の名作は揃っていて、実際ちょこちょこ、読み返しも始まっているのだが、まだこのペースで読み進めても甲斐はありそうだ。描き続けられている漫画家さんに感謝。

「ご遠慮ください」に追い立てられて、久しぶりに電子タバコを充電。買ってから何年?またも1年近く放っていたけど2台目、まだ使えそう。
コソコソと紙巻きを飲んでいると火の不始末に怯えるお年頃。その心配が無くなるとはいえ、電子タバコって苦手なんだよなあと今回も思う。コツがどうも分からない。そして正直ウマくない。
前回の買い置き、ラス1を消化し、コンビニでラインナップをつぶさに眺めると、色々バリエーションが増えている。もう味だの吸い心地だのに追求も期待もしていないのでフレーバー押しも良き。買わなくなった缶コーヒーのようにあれこれ漁ってみるか。幸いレジ前に置かれていて自分で取れる売場だったので、今まで買っていた色を含め数種お試し買い。
そもそも手持ちの機種で吸えるのかが問題だったから、早速全て封を切って1本ずつ試してみると。日本酒のようなキレのある辛口から、懐かしい甘い香りのマイルド系やら、なかなかに違いがあるでないの。そして、賞味期限も成分表記も無いので気にしていなかったけど、消化していた買い置き、やっぱり古いから臭かったのね..。トゲトゲした吸い心地はおそらく出涸らしだったから..。
熱気をどこまで落とせば良いのか、まだ分かっていないようだがマズイという意識からは脱却出来た。これで個人的には止めるの方向へ一歩前進出来たと思っている。

安物買いの、で1年持たず。通勤バッグが壊れたけど、徒歩移動もしているからある程度消耗も激しかったのではないかと。もっと縫製のしっかりしたそれなりのお値段の、とは向かず、靴と同じで摩耗するなら安いの使い捨てれば良い。新しいのを探してみるも一度ケチが付いたので少々こだわり。そう言えばポケットも使いにくかったし、ナイロン地は弱いか、布地のファスナー無しに戻すか、なんてところに注目しつつ底値を漁るとこのご時勢、選択肢少なくすぐに手詰まり。そこでリサイクルショップも覗いてみたら。
頭陀袋以来となる、外出用の小物入れに一目惚れが。男性用のポシェット、といった感じでお値段スリコなら衝動買いでも後悔無し。これが身体にジャストフィットで邪魔にならぬ。求めていたのはまさにこれ。10年以上?ぶりに、軽装でもようやくスマホを持って外出出来るようになる。
お目当ては色々なタイプが出ていたので、その内掘り出し物が見つかりそう、で数軒訪れたところでシンプルながら頑丈そうな一物と出会う。値札をひっくり返すと、片手。ほうほう、使い倒しもこの買い方なら令和でも通じそう。


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