Riccio di
mare. 雲丹。と言う事で始まあり。
某日。家で夕食時。
妻「今日は飲まない?」
私「健康診断あさってだから今日は飲むよ」
妻「ふ〜ん・・・・。ウ△コ大丈夫なの?」
私「大丈夫だども」
妻「3日前だったらどうすんの?」
私「用紙あけてないからわからんけども大丈夫だど」
妻「・・・・。」
私「今までのやつだったとしたら検便は前日当日だしもし3日前だったとしても今すぐにでも出るから大丈夫だど」
妻「・・・・。」
それから1時間ぐらい一言も発っさなくなりましたのよ。
時々あるんスがね、まあ私が何かヨケーな事を言ったとか妻の中での基準にそぐわない発言だったりとかでキゲンが悪くなるんスよ。前は、とりあえずあやまったりして「何かした?」「どうした?」と聞いたりしたんスがね、聞いたところで理由を言うってことがゼロですのでもう聞かないようにしとるんス。聞いても「別に」や「何でもない」「大丈夫」などでして「全然大丈夫じゃないじゃん!?」とか言ってみてもず〜っとだんまり。何をしても元にもどることはないんスよ。(こちらからのアクションに対して)
自分の心中は自分でしか調節調整できないわけでしてコチラから何をしてもどうにもならないのであればほったらかすしかねえとの私なりの対処法なんスよ。
まあ色々とやり方ってのは各家各カップルにあるんでしょうがね、私もこれが正しいのかはわかんねえんスよ。
とりあえずフロ入りまして色々考える。何でこうなったのか?私が何をどう発言したのか?考えをめぐらす。
フロ上がり〜のでめずらしく問うてみる。
私「どうしたの?」
妻「別に」
私「何かしたの俺?」
妻「・・・・。」
私「何を言ったの?」
妻「・・・・。」
私、冷静に軽ギレしてみる。すると妻いわく・・・・。
『健康診断なのを聞いてない』←いつも言ってない。
『健康に気をつけてない』←?
『キレ気味に3日前でも大丈夫と言われてイラついた』←問に答えただけ。
との事です。いわく『話さなきゃよかった』との事。
私の考えと妻の考えは違いますわな。なので相違がでるのはあたりまえ。私の場合は意見相違があった時はゆずったり尊重したりなんスがね(あくまで自分が思ってる自分で)妻の場合は思ってる事と違う事があると相手(私)を従わせよう?とするのかイラっとすんのよね。
根底として心配してくれてんのは重々承知しとりますしカンシャしとりますよ。
まあしかしこういうことって各家各カップルにいつだってありますわなあ・・・・。ととりあえず意見言いあい〜のでおたがいじょーほして手打ち。
んでもって当日。ひと仕事終わり〜ので健康診断会場へ。
この日はAM9:30から受付開始となっとりましたが私が着いたのはAM9:00 受付番号は40番どした。毎回受付時間よりも早く始めるもんみたいでして(40番ってこたあけっこー待つやも)などと考えとったんス。
並んどると前の方で係の方が「コチラのヘヤでお待ち下さ〜い」とクーラーきいたヘヤへ。
すると150kgはあろう大汗男が係員にガン詰めしとりますよ・・・・。
大汗男「9時半からですよねえ!?来たら始まってるからどうなってんですかねえ!?9時半から始めればいいんじゃないですかねえ!!?」
係員モゴモゴ言っとりますが聞きとれず。しかし大変よね・・・・。40分ぐらい待ち〜ので呼ばれる。
係「35番から40番までの方ど〜ぞ〜」
並んで診断会場へ。私の前の39番大汗男・・・・。く、くせえ・・・・。身長やら視力やらで順番に座ったりすんだけどもさあ、コイツの後ってイス湿ってんスけど・・・・。ってか濡れてんスけど・・・・。んでもって前の前38番のジジイ。前につめないんスけど・・・・。何回も係員に「こちらつめて下さい」とうながされてんスけど言われなきゃつめないのさ・・・・。
チラリと年齢みると75才って・・・・。作業着きてるってことは現役で働いてんの!?75だよ・・・・。悲しくなりますね・・・・。
採血してから大汗の息遣いがなぜか荒くなってんスけど・・・・。心電図のベッドがバキッてきこえましたけど・・・・。私の番になったら・・・・。ちょっとベッド湿ってんスけど・・・・。
と、ず〜っと湿り気でイヤ〜な感じの時間どした。そのせいで血圧高い気がすんだけど・・・・。
ちなみに身長は173でした。
閉話次話。
私が働いとる会社。大変なんスね。ってか今はどこも同じだとは思いますが人出不足!!パートさんも全員60代ですよ。バリバリやってくれる30代40代なんて誰ひとりいません。私が働いとります某所の立地も関係しとるとは思いますがトニカク人が足んないんスよねえ・・・・。
とりあえず今の所は人数は間にあっとるんですがね、人材?人柄?性格?が何とも・・・・。な方々しか働いてないんスよ。(私もふくみますわな)
体ひとつで出来る清掃業なので色々なヤバイ人達がとにかく多いんス。最初は普通だったのが慣れてきてダレてくるとその人の本性的なのが段々とねえ・・・・。
私の働いとります某所。女子トイレなんぞもソージするので基本女性が良いのですが、どうしても、いつまでたっても人員集まらないので男性もボシュ―したんス。そこで来たのがオトトシマデいた50代男性。
最初は普通でしたが段々とサボるようになり注意もきかなくなり最終的に女子トイレ&更衣室に入りハード苦情(当然ですね・・・)を3回で辞職ったんス。
んでもって次に来たのが60代男性。定年後の小遣い稼ぎ的ですな。この方も最初は普通だったんス。
しかし冬に『寒い!!』と言いだし夏に『暑い!!夏用ユニフォームはないの!?』『ここは働く環境がなってない!!』と・・・・。
超大企業を早期退職なされた方ですよ。こんな中小企業の(小)のトコなんか不満だらけでしょうね・・・・。
私にはどうすることもできない事を言っとるみたいですよ・・・・。しかもこの方、働きはじめて2年目なんスがね、あきらかに去年よりも仕事が遅くなっとりますしテキトー感がスゲー増してきてるんス。(歳のせいだべねえ・・・・)とは思っとりますが何つうか・・・・。
出勤時は普通なんス。普通に会話もしますし笑顔もみせますよ。しかし朝のひと仕事を終えると超ムス〜ッと・・・・。「オスカレースッ」と言ってもシカト。そこから30分。調子よいと2時間エアコンきいたヘヤにて休むんス。女性パート、女性社員がいると元気なんスが男性に対しては基本ムス〜ッと。急にキレそうで恐っス。
某日。女性パートさんが有休つかうっつうので申請用紙の書き方の説明書を私が書いて置いといたんス。(次の日休みだったので)60代男性パート氏が帰り際にその説明書を見つける。説明する私。
私「Aさん(女性パート)用に書いといたんスよ」
60氏「・・・・。」
私「60さんも有休つかうならコレ書いて下さいね」
60氏おもむろに用紙に書きだす。
私「何したんスか?有休つかうんスか?」
60氏「これどうやって書くんだよ!?」
今までこんな口調でこの方話したことなどなかったのでバビる私・・・・。
私「60さん有休つかうんスか?この申請用紙Aさんにだしてたんスよ」
私の言葉をシカトし、なぜか自分の名前を書きはじめる60氏。
60氏「オイッ!これどう書くんだよ!!!」
私「へっ!?」
更年期Showの始まりスか・・・・。一応とまどいながらも説明する私。
私「ここにハンコ押してもらって〜〜〜」
60「ハンコなんて聞いてねえから持ってきてねえよ!!」
私「一応会社に提出するものなのでハンコ必要スよ」
60「聞いてねえから知らねえよ!どうすんの!?」
私「・・・・。」
1.コイツが明日有休とるなんて聞いてない。
2.そもそもお前のためにだした用紙じゃない。
3.朝の笑顔はどこいった?
4.上司(一応)に対しての口のきき方よ・・・・。
5.ハンコは持っとけと一番最初に(入社時)に話してる。
5.私が何かしたの?
みうらじゅん先生の<アウトローのすすめ>に書いとりましたよ。『老いるショック!!』と。
これが続くようならもう働かないでいただきたいっス。けどさあ、健康診断の時の75歳といい60氏といい、働かないと色々キビしいんだべねえ・・・・。
(fin)